2014年09月23日

塾が売っているもの(6) 中学生のテスト範囲と合格実績にだまされないための高校選びの材料。

小学生のことばかり書いていた。
たまには中学生のことも。

中学生がいつものようにテスト範囲をおくってくれた。

その子のgmailは範囲のやりとり以外に使われることがほとんどない。無料なのでgmailを勧めている。たしかその子にも小学生のときにそれを勧めた。

テスト範囲の学習は前に終了しているが範囲を念頭においてこれはというところだけは補うように指導している。

当然、志望校と必要と時期に応じて個人差が大きいが、毎回20枚、30枚程度はプリントを配付している。

光塾を開いた頃、昔は50枚くらいの頃もあったが今は適切ということを知るようになった。それでも20枚という分量は多い方ではあるだろうか。一般的に考えて。
そういうことがしたくて子別指導を光はやっている。

範囲を見ると、たとえば次のようになっている。
一部抜粋(原文ママ)。
数学
教科書P60〜105

英語
教科書P38〜41、P44〜59

理科
教科書P63〜133
※ただし、滑車問題を除く。

社会
教科書P5〜62

これを見てヴォクが伝えるのは大体いつも同じだ。

数学は全高入を解きなさい。解けるまで解きなさい。

英語の教科書はいつどこを聞かれても全文英語で練習しなさい。言えるまで言いなさい。書けるまで書きなさい。

理科と社会は『実力錬成』レベル(ラ・サール、開成まで掲載)で仕上げなさい。滑車はとばさずにやりなさい。(範囲より広くやるが対策の基本なり。)

範囲を見て、手渡している問題集での対応力が弱いと感じる部分についてだけプリントを作成して渡しているという次第。

問題集は勝手に別を探して用意しても構わないが光塾で用意した問題集とプリントだけで入試までおつりがくるようになっている。

市販のものを独自に追加する必要は入試までないようになっている。

教材は塾教材と市販教材とプリント。
プリントは全国過去問最新12年分からセレクトした良問中の良問。

物理の『良問の風』くらい良問のセレクトにはこだわっている。ご存知のようにかの問題集はいくつかの良問を選んだ上、再構成して最良問たる1題を作成している。たとえば1題の出典が、「センター+早稲田+東工大」などと複数明示されている。こんな問題集をヴォクは他に知らない。

はじめて本を手にとったとき震えたのを覚えている。

精選するということ。逆にそこくらいでしか練習メニューのオリジナリティを発揮できないのが中学生のテスト対策指導なのだ。

あとは解説だが、出題範囲が教科書である以上、一発技などはそんなに多くない。高校で習う一発公式はたくさんあるのでどんどん紹介しているくらいか。

たとえば三角形の面積は高校入試頻出だが次の一発公式を使った解説を行っている市販図書は多くない(東京出版のものくらいか)。
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使うだけで5分近くの時間を確保できる。



9月の駿台模試が終わり、10月北辰テストの会場が知らされ、中間テストの範囲を知った。

夢にあまりうなされない程度に息抜きしながらがんばって。

ほなね。なんとなくシリーズを再開した。
塾や(1)
塾や(2)
塾や(3)以降
塾や(4)
塾や(5)
塾や(6) ←イマココ。

塾や(7)↓これから書くところ。
独学で受験勉強するのはもちろん可能である。(どうでもいい例だがヴォクは独学で東大受験した。高校も中学も独学で受験した。)

独学することと塾や予備校の先生や家庭教師などに師事することの差の一つは質問できるかという部分にもあるだろう。
独学では質問する環境がない。

ざっくり例えるならスタバでひとりで勉強するのが独学、ジョイフルで人に時折質問もしながら勉強するのが質問付きの学習スタイルとなる。

飲食店名は例であって本質的なことではない。実際独学するなら自宅の方がずっと一般的だ。たまたまヴォクの経験上、そういう例が多く見られる店ということで書いているまでだ。家の中は見えない。

いずれのスタイルをとるにせよ最後は自分でできるまで練習するしかない。
誰もあなたの代わりに仕上げてはくれない。

近年、都立高校も埼玉の県立高校も補習授業が充実してきた。夏季講習が当たり前のようにある。
一部の私学よりも補習が充実している学校もあるくらいだ。
県立トップの公立高校&都立トップの公立高校と、国立の付属高との最大の違いがここにある。

入学時の偏差値は高校入試時点での高校生の偏差値を表すのであり、大学の進学実績は高校卒業生と高校を卒業した浪人生のレベルを示すものではある。

しかしそのどちらも高校の授業内容を表すとは限らない。
学校によっては補習指導に力を入れるところもあれば一切の補習を行わないところもある。
学校によっては生徒の大半が塾・予備校などに通うところもある。学校によっては通塾率が著しく低いところもある。

浪人が多い高校もあれば現役の進学生が多いところもある。
細かいことを言えば部活をやっていい時間帯ひとつとっても学校によって異なっている。

たしかに高校選びの指標として進学実績を参考にするのは一つの方法ではあるが、実際通っている高校生に聞くと数字には見えない発見がある。資料だけでは高校の姿は見えない。

ほなね。


posted by ヒカリ at 09:13| 算数・数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする