2010年05月01日

入試はたかだか通過点に過ぎない(1)

中学も高校も大学も入試はたかだか通過点。合格のみを目的化すると入った後に終わる。ゴールテープの後にコースはないから。コースが見えなくなると走ることはできなくなる。止まる。

本当は合格はスタート地点に立ったに過ぎない。学校に入ってから何をするかだ。日本の学校は入るまでが若干大変なので世間では学校に入るのがあたかもゴールであるかのような錯覚が時々見受けられる。
でもこれは違う。


一部の大学では入学後も学生は授業にほとんど出席することなく卒業する。学校側も学生に単位は与え、しかるべき授業は与えることができても、学生が力を伸ばすか否かはひとえに学生の自助努力にかかっている。目標のない子は無為に学生時代を過ごすはめになる。自分で自分を助けようとしないものは学校の中で何の学力もつかない。


ヴォクは塾をしているが合格のみを目的化した指導は一切やらない。もっとより本質的なことがいくらでもある。伝えねばならないことがある。

逆に受験テクニックなんてものは勝手に放っていてもついてくるものだ。いや独学者の方が受験テクニックを知っている場合さえある。

テクニック、そういうものは一見あるようでいて実際には存在していない。ただ学力があるばかりなのだ。

本当に頭を鍛えること、本当に力をつけておくこと、それが指導の目的である。どうしたら自分の頭で考える力がつくのか、どうしたらなんとかして生き残ることができるのか、どうしたら人がもっていない強みをつくることができるようになるのか、どうしたら自信が得られるのか、どんな稽古をしたらいいのかを伝えながら、稽古をつけたい。