2018年04月19日

今日の小学生数学 plus 小学生の英語 plus 大学への数学 plus 勉強ノートに補色効果を狙え! plus きょうのセンター ZEBRA JJ15-VRB。JF0.5 JLB-0.4芯 サラサとサラサドライのC300系替芯 plus 今日の高校生 plus 花巻東 plus シラバスと白いバスと行事予定。 plus 英語リスニングのリミット解除方法の1つ 長い話を英語のまま聴く

今日の中学生

酸とアルカリがぶつかって水になるのを中和という。中和はそもそもなぜ起きるのかという質問。
発想がいい。
なんでなんでなんでが習慣になっている。
水の電離というところで納得したようだ。
対数も知っていたので計算もできたがそれでも疑問を持ったところがいい。


今日の小学生

今日の小学生は英作文の600選と900選を終え、英文解釈教室を終え、ついに日本一難しい英語と言われる京大の英語を味わうところまで来た。

彼女は帰国生で今でも映画の英語が字幕なしで理解できるだけの力があり聴くことと話すことは問題なかったが一年前は書くことと読むことにはさすがに難があった。

ここまで一年間でみっちりそこをやってきた。英検はいよいよ準1に挑戦するらしい。

京都大学の英語ほど英語の実力を正しく測れる入試問題はなかなか他にない。
京都大学の英語問題のような入試問題は日本人が英語を学習する場合に、実力を確かめる最高の素材である。これからはあせらずじっくり進めたい。

plus 趣味のオレンジのペンの話。

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画像は毎日まるばつつけに使っているサラサの替芯、サラサとサラサドライが大好きで、「倒れても倒してもまだ書ける307」(UMR-83E)などと合わせて毎日書きまくっている。サラサの芯はレッドブラック、ブラウングレー、グリーンブラック、ブルーグレー、ダークブルー(つまりど定番のブルーブラック)など万年筆のような味のある新色も含め46色、どの色を使うか母艦の中の構成をあーでもないこーでもないと木軸に合わせながら入れ替えたり書いてみたりしているうちに、気づいたら朝になってしまうことが悩みの種でもある。インク沼を脱出したと思ったら今度は色選びの深い川の中。卵型の木軸ペンに合う芯はどれで、筆型の木軸につける芯はどれにしようか。木の種類に始まって、ペンの木軸の組み合わせがあって、どの芯を入れるかの組み合わせがあって、芯の色の組み合わせ、芯の太さの組み合わせ、ペンの金具の色はどれにするべきか。イエローの用紙に解説を書いておくとブルー系のインクは映えて記憶に直撃できる。補色の組み合わせの方が、そうでないものより目立つからだ。だから勉強ノートには黄色やクリームを使う(これも24周反復勉をしていたE君がやっていた勉強術)。どうしてもメインの母艦の中はブルー系が多くなる。SRSのインクでは、ブルーグレー、ミルクブルーグリーン、ブルーグリーン、ペールブルー、青、ミルクブルー、コバルトブルー、ライトブルー、シャイニーブルー、そしてブルーブラック(=ダークブルー)が書く方の色の中心となる。

また、覚えるところは赤シートで隠れる色であるオレンジ系統の色が必要で、そのポジションのインクはサブ母艦の方に集めている。

青とオレンジのはざまで、赤系統と緑系統を使う。
レッドブラックは陰影がついていつもいい味を出してくる、お気にの色だ。ヴォクの中ではこの色レッドブラックがセンターでライトにグリーンブラック、レフトにブルーグレーで最強の、朝顔の花の天然色に近い青系外野トリオが完成!と言いたいところだが、どの木にどの色を合わせるか、そして芯の太さはどうするかまで含め様々の可能性を考え仕上げようとすると、なかなか決まらないのよ。やっぱ46色って多すぎじゃね? もしかして逆に多すぎじゃね? 何万通りも比べられない。チョッカンで思いつく色を実戦で使いながらSRSの配置について、検討を重ねる。

何かを書くためにサラサを使うというよりもむしろ、サラサのインクを書くために無理やり書く内容を増やすというような感覚で、書くのが心地よい。サラサはジェットストリームや307と長さが同じでこれもいわゆる「C300系」。
改造なしでも木軸にスーイスイとつけられるのもまたありがたいこと。ただね、色数がなー、多いんだよなー。ローテーションして週替わり、日替わりにしたらいいのかなー、って。って、こんなことで悩むって、もしやヴォクはやっぱインク沼の中にまだ浸かっているのか。

サラサの軽い書き味スラスラ系と比較して、シグノは稀有のカリカリ系。使ったことのない人に説明するとすれば、極細の万年筆で書くときのカリカリの書き味。金属が紙に摩擦するあの感覚をわざと残して設計されている。とくにユニボール signoは20年以上ずっとほぼ毎日使っているがこれを超えるカリカリペンには出会っていない。
そして倒しても書けるuni-ball Signo 307をこえる倒しペンにもまだ出会っていない。シグノタワーにまんたん、常時100以上は念のためストックしてあると思う。
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今日の高校生。
数学物理化学英語古文現代文などいろいろやった。言っていることは毎回だいたい同じで一冊の本を早く全体回して(森勉ネコ勉)する。全体の形を作ってその後に細かいところを反復させながら深くもぐっていって固めていくということ(サメ勉)。はじめての公園にきていきなり一本の木に感動してその木の下でずっと遊ぶのもいいけど、そのままさようならの放送が流れたらほかにあったのも見ないで帰らないといけない。まずは一周してみて全体も見てからどこで遊ぶか決めようよみたいな話はする。小学生の頃からコンコンと同じ話しかしないからまたネコとサメの話かと思われているに違いない。

一本の木の下で石で積み木してお花を飾ってじっくり遊びたいほうですとか言う子も多いけども。

化学はイオン化エネルギーと電子親和力のデータを見て考察する問題などを扱った。
熱化学の領域の知識もあると分かりやすくなる。今日は、物体を持ち上げて位置エネルギーを大きくするときと対照し考察した。(中学の化学で、位置エネルギーが小さくなり運動エネルギーが大きくなる化学変化は発熱反応であるというところまでは考えていた後だったので、物質の化学エネルギーを考えることには抵抗がなかったようだ。)
ある原子から電子を一個とって無限遠まで引き離すのと、重いピアノを大地からマンションの20階まで持ち上げるのは似てない?似ているよね。そだねー。

物理では、物理の仕事と数学の内積の式は似ているという話。似ているのも当たり前で物理の仕事をひとつの数式で表すためにベクトルの内積の式が生まれた。つまり卵と鶏だったのか!というような話だった。

写真は光子がわざわざコピーしてお持ちくださった資料からのもの。説明会があったとのこと。
職業を意識して学部、大学に進んだ後のことを考える機会が早くにあるのはとてもいいと思う。

一方で、大きな決断を15歳でするということ、非常に重要なことを今決めるということ、あせらずじっくり深く広く考えられるといいと思う。






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plus 花巻東の野球部佐々木監督のお話が強烈に印象に残った。
「100パーセントの力を出すには、200パーセントの準備をしろ」と常々言われていたとのこと。
そのことを考えながら、3、4月を過ごしている。

plus 外国語たとえば英語のリスニング、どうやって聴き取れるようになったのかと高校生に尋ねられた。
ヴォクの個人的な体験で言えば聴きまくっているうちにリミットを急にこえる瞬間が訪れた。

長い文章をCDで聴き続けてもそれは訪れなかった。
5ページを何回も聴いてもそれは訪れなかった。

10ページの文を毎日一ヶ月連続して聴いてもまだそれは訪れなかった。

数十ページや数ヶ月ではだめだった。

2時間の映画を3ヶ月続けてみていた頃にその瞬間がやってきた。今から20年以上前の話に遡る。

浴びるように字幕なしで映画をずっと観ていたところ、急に聴き取れるようになった。
誤解を恐れずに言えばそれまでは内容が先に入ってくるということは少なかった。先に文字として英文が脳内に入ってきていたのだが、ある頃を境に逆になった。
先に内容が先に頭に入り後からこういう文を言っていたのだなと日本語のときと同じような順番になってきた。
それは映画が面白いから内容を知るのに夢中になっているときに起きた。
字幕をつけながら100本観るのもいいが字幕なしで10本観るのもいい。
一度目の字幕ありでみたのを二度目に字幕なしで観るのもいい。
いや、決まった1つの方法などはじめから本当はないのだ。聴き取りたいという熱意、内容を知りたいという熱意がそのリミットの解除を促したと言えば言えようか。

留学生や外国人と話す際にこの映画突破前後でどのような変化があったかと言えば、限界突破後は喧嘩の最中にも聴き取れるようになったというような感じだった。
高校生の頃は喧嘩しているときになかなか聞き取れなかった。ディランの話し方の問題か否かまではわからないのだけれど。

plus 行事予定とシラバス
配布物の中で最も重要な資料が行事予定とシラバス。
今日の子(川越女子)が印刷してお持ち下さった。国語通信にはおもしろいことが書いてあった。先輩たちの勉強方法、古典の成績を伸ばしていた先輩方がテスト前に実施していた勉強方法とは!
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plus リンク SRS46 カラフル総選挙結果
http://mai-bun.com/srs46/results/
ヴォクのは31票だった。

plusチタン・アルミ・真鍮から選べる万年筆「KOSMOS ink」が今から楽しみ。

plus 毎月、東京出版の大学への数学は2部ずつ注文していたのだが先月から1部ずつにした。
違う保存の仕方を考えてのこと。
たとえば複素数平面なら、1996年、97年、98、99、00、01、02、03、04、14、15、16、2017年、(18年は11月号かな)と年度を連続して読むという楽しみもあり、コレクションの必要性が大きい。
毎月新しい数学が勉強できる。楽しくて仕方がない。

plus 今日の小学生数学
光指定図書の音声教材を聴いて理解して手を動かして数学Vの微分積分にきている。
この子は質問が多めなので光のdriveに疑問点を随時入れておりヴォクはたまに確認してヒントを書いて更新している。いちいちメールするのはブルブルなって大変なので無音にしていたがそれでも面倒だから今の形になっている。

東京から来ていて教室で会うときには演習と確認だけで、実際に理解する部分はすべて自宅で行なっている。

進みたい進路は大雑把にしか決めていないらしいが数学と理科は独学して高校の内容をどんどん進めている。きょうは実際にiPadで聴いているところを見てみたが2倍速で聴いている。
時折メモをとるとき以外は流しっぱなしという様子だった。
高速で勉強することがどれだけ大切かわかっているようだ。
今の5秒を大事にしなさいと100回以上伝えている。

ほなね。


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posted by ヒカリ at 22:28| Comment(0) | 考える帽子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月11日

今日の小学生数学 plus 中高の先生がまたお見えになった。plus 木のペン指圧。JSB-0.5芯【マンダリンオレンジ】。 plus 名問と名門の関係。 plus 今日の英語購読とkindle plus メガネのカラーレンズの濃度沼

今日の小学生 数学国語英語などを一緒にやっており、いまは高校数学1A2Bを終え数学3に入った。極限をやっているわけだが本人の質問ではピタゴラス数(三平方の定理をみたす自然数x,y,zの組)で、3、4、5や5、12、13などなどどれも美しい数値だが、どうして1つが5の倍数なのかを考えていたらしく証明を書いてもってきた。合同式を用いていないので長いが正確であった。合同式を用いて数行の別証を行った。その後、そもそも5の倍数だけではない、3の倍数と4の倍数もあることを伝えると同じような仕方で証明していた。
それにしても三平方の定理の自然数の組み合わせに興味を持つとは興味のある方向へ自分勝手に進んでいるところが素敵でよろしい。

K高校の方がお見えになった。
例年10以上の中学や高校から入試結果などを携えて進路主任の先生などがいらっしゃる。ありがたいこと。受験者数、単願合格者数、併願合格者数、特待制度利用状況などのメモをとった。この学校は多くの子が今春受験していた。今年も何人かの子が受けることになるだろう。そして実際に母校になることもあるだろう。

一方でヴォクの方から子どもにこの学校がいいのではない?ということはない。どんなに聞かれてもそれだけは絶対に言ったことがない。逆にここを受けたいと思っていますと言われれば、その学校はこういうところがいいよねーなどとお返事させていただいている。

実力がないと高校を選ぶということはできないのでとにかく実力をつけることだけ考えている。ヴォクの仕事はそこにあって、どこを目指すのかに関与することはあってはならないと考えている。多少なりとも影響を与えることは避けられないがヴォクからは言わない。

選ぶ権利というものがある。
どの高校にどんなよさがあるのかを考える経験は将来ほかの大きなものを選ぶときにも役に立つだろう。

どこに住みたいのか、どんな大学に行きたいのか、海外に行くか、国内に行くか、どんな仕事を目指すのか、どんな会社を目指すのか、個人でやるのか組織でやるのか、・・・。

将来を考えるときに1つは時間の近い方から考えてみるというものがある。高校はどうしようかと。
もう1つは30歳のところから逆算して考えてみるというものもある。どんな自分がいるのか。そこに行くには20歳でどうあったか。
もちろん計算通りにことが運ぶことなどほとんどなくてそれがおもしろいところであるわけだが、計算も何もなく運任せ、出たとこ勝負というわけにもいかない。


話はずっとさきのことというわけではない。高校入学後すぐに文系理系の選択、すなわち大学の学部選びがある。実はいまから1年後に進路に関する超重要な選択の必要がまたあるというのが真実だ。

文系と理系など考えてもいなかったということでは将来の計画が台無しになってしまう。
高校を選ぶときにそこまでは含めて考えておくべきだ。

高校受験の併願パターンを数字や可能性だけで(安易に)示すのはたしかに難しいことではない。
しかしそれをすることは最終最後にしかできない。そう思っている。

夢は子どもの心の中にあるのだから。

plus メガネが好きでお気にの同じフレームでもいろんなレンズを入れて楽しんでいる。
ペンのインクはsigno極細のおかげで悩みが少ない。色も48色あり一軍5本を毎日選んで戦える。
問題はメガネの濃度沼のほうだ。
50、60、75、85と濃度が違うレンズのどれをかけるのか迷いがとれず結局数時間おきに掛け替えたりする。
男はだまって100といきたいところだがあいにくパソコソがそれでは見づらい。
15、25は薄すぎるから結局、はじめ50で朝一入ってみてそこからの調整というようなことになる。

カラーも多く悩みはつきない。
茶色のフレームには茶色のレンズ、緑のフレームには緑のレンズ、青のフレームには、と決めているのだが、さてどの色で行こうかと迷うこと自体が苦しみにつながってしまうのでもういっそいま決めようかな。
茶色フレーム茶色レンズ最後は濃度50に全部、さらに倍ドンと大橋巨泉のようにいきたいもんだ。

plus マッサージペン。
木のペンの先がいい塩梅にとんがっておりツボにドンピシャ。
堅い樹種の木のペンの場合は、ツボを何千回押しても頑丈でびくともしない。
ペンで文字が書けるだけでなくツボまでおせるだんて、うれしすぎて涙がでてくらー。
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この軸に入れているめっさステキな替芯、JSB-0.5芯【マンダリンオレンジ】がついに残り3本になってしまった。
ここからはいっそう味わいながら書き込もう。

plus 金一封

東大では出身校を聞かれたときに鶴丸などと答える。隠すこともない。
相手がたとえ知らないどんな学校を答えても名門ですねと言われるのは東大のよくある話。言う方も言われる方も儀式とわかっているのでそれはまるでとりあえず天気の話をするくらいのsmall talk雑談とお互いわかっている。

話が少し変わって、入学試験の入試問題のこと。
たまに入学試験で誰も解けない(ような)入試問題を出す学校がある。
誰も解けないで入試の合否判定に影響力のない問題を出題する意図は何だったのか。
まさか出題者が受験生のレベルを想定できないというわけはない。
学校の教員、教授はいやというほど学生のレベルをわかっている。前年までに採点しているわけだから。

難しい問題を載せると有名雑誌に取り上げられる。今年の名問、今年の難問などといった形で有名雑誌にとりあげられると大学名、学校名を無料で広告できるという効果もある。

雑誌に載って学校名が有名になる。頭のよい子ほどそういう雑誌を買って研究している。結果、名問を入試で出す学校は将来的に名門校になれる可能性が拡大するわけだ。(名問だけに。) 名問題を出題した担当教員は校長から金一封もらったほうがよい。

plus この子は渡した例文集を毎日10文くらいずつ暗誦してしまい英語があっという間に得意になった子で今はエマソンの文章購読などをしている。

自分で勉強ができるようになるのを目標にしているのでエマソンは何としても読んでおかねばならない。

kindleでただで入手した原書を片手に文字通り片手に次の本を読んでいる。板のような端末を使っていればもはや本を買う必要も正確にはなくなっている。古典という古典がただで入手し世界中の人が読めるようになっているわけだ。なんていい時代なんだ。
読み終える頃にちょうど英検準1級を受けることになるだろうか。映画が好きで数社の映画見放題サービスに登録しているが本の方が読み放題になるkindleは学生には絶対に進めておきたい。ヴォクはamazonの回し者でもなくどちらかといえば回されもんの方だが、kindleはいいとだけはどうしても書いておきたい。AmazonClassics Editionとか良すぎる。本がただで読めるって田舎に住んでいたヴォクにはパラダイスなわけ。ほんまもんのパラダイスなわけ(本だけに)。本の虫なら持っておかないと損だし持っていればこそ本の虫になれる。睡眠不足以外になっちゃう以外は困るこたあーない。
Self-Reliance and Other Essays 

2018年04月09日

浦和高校数学学年1位。plus 「メモ always」plus 今日の小学生国語 plus 今日の失敗 plus 目に優しいナイトモード搭載WPS Spreadsheetsが使いやすくて

中3生の全員が受けることになっている次回の会場模擬試験(北辰テスト)。
締め切った後に千葉から来ている塾生からご連絡をいただいた。受けたかったですと。
今回はネット申し込みとなった。なぜ春のうちにこちらから案内しなかったのかと後悔している。模試は自分で受けることができるので基本的には自分で申し込み結果を持ってきていただく形にしているのだが、ある模試になると受けるかどうかを事前に聞いておく必要がある。その基本的な部分を誤った。模試の申し込みで失敗したのははじめてだ。書いておこう。

それはさておき、たとえ帳票に数字が合算されなくとも光のMY帳票にはデータができることになる。受験結果はV模擬に加えて教科指導上の目安とすることができるのでありがたい。

上位合格のためには実力をつけるしか方法がない。9月までにということでなく、この4/29の模試で結果を出さねばならない。

計画は組まれている。あとは前にただ進むしかない。模試を入試とみて受験すれば練習効果が上がる。
4/29に出す結果が入試につながっていくようにしたい。

学力検査の結果(リンク)

よくある質問(千葉県総合教育センター学力調査部リンク)

plus きょうの小学生国語
いまは現代文の読み解きがうまくなってきているので100字要約を終え、作文の段階にうつった。
本文の続きを書いてみるというものを毎回家で書いてくる。接続詞の使い方、指示語の使い方などテーマごとにつっこまれて正しい表現と比較し吟味することを繰り返している。まともな日本語というものはどういう仕組みで書かれているのかがわかってくると思う。
ついでに日記もなぜかもってきてくれるのでそれも読んでいる。
そちらは文体自由に書いて構わないのでオレンジ色のツッコミはない。ヴォクの方でも日記の続きを作文して返却している。

plus WPS Spreadsheetsが使いやすくてメインがこっちになっている。NumbersとExcelは代打の切り札になっている。互換性があるので助かる。

Spreadで保存した後、元に戻すと保存前に戻る。
はじめ、えっ!と思った。
保存したのになんで保存前に戻せるの?
でも、この機能って大事やなー。失敗して余計なところまで保存したとき、失敗前からやり直せる。この機能はヴォクの中で昨日と読んでいる(機能だけに)。
すてき。

『BlackBerry KEY2』と同じくカスタマイズの可能性が大きいところが気に入った。PDAに熱中していたあの頃からヴォクらはそんな相棒が好きだったんだ。

メモアプリの話。
touchwriterは実に書きやすい手書きメモアプリだった。
再ダウンロードなどして長々とお世話になっていたが最新の機種ではついに使えなくなっていた。
そこで代替を探してたどり着いた。それが、1、2、3、

「メモ always 」。
めっさ使いやすい。写真の上にもそのまま手書きできるし最高だ。

plus 浦和高校で数学で何度も学年1位をとっている子。予習が終わっているので京大や東大東北大の良問と大学の数学を題材に数学力を磨いている。
薬学系志望で化学に力を入れているところ。
毎回テスト結果をもってきてくれる。ありがたいこと。

posted by ヒカリ at 22:50| Comment(0) | 北辰テスト結果、全員偏差値68 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月18日

日比谷高校、浦和高校の副教材 plus エイゴラボ。印刷教材(教科書と副教材 読み書き)、映像(視聴覚)、音声(聴覚)そしてタブレットの組み合わせ

英語の対話文や時事問題のテキスト構成を考えていて最近決めた。結局英字新聞の記事を中心にしたものになり分詞構文のオンパレードというような現実的という点ではよい書籍を中心にすることができた。これから高校生は(大学入試がいささか変わる影響を短期的に受けて)各種英語の資格をとることになるからこの教材でないとならない。(共通テストの民間試験を東大は現時点で活用しない方針を表明しているが一方で、国立大学協会は配点割合を「英語全体の1割弱」に抑える案を示している。個人的に思うところはあるが評価されるのがわかっていて対応しないのは損という現実に対処するため、入試をみて戦術はアジャストさせている次第。個人の意見を言う。学生を選ぶ入試くらい全部自前でなさい。)

入試傾向ががらりと変わっている以上、教材のラインナップも大幅な変更が必要だった。個人別にバラバラに組むのでヴォクの頭の中ではまだまとまらない。カラーコピーされたシラバスの冊子はこれから開く分厚い参考書のようで、子どもだけでなくヴォクの方まで不安と期待の入り混じった新しい感情がわき起こる。頭の中は混乱し何からどうやっていこうかとページをめくりながらくるくるグルグルの気分になる。

とくに高校1年生は大学入試が大きく変わるので教材構成を大きく変えた。

日比谷高校の子が副教材38冊を知らせてくださった。よい本ばかりだ。教科書が重要なことは当たり前として、教科書ではないこれら副教材の38冊をどう生かすのかを考えなければならない。

川越女子高校、浦高、一女、大宮高校、川越高校、春日部高校の子が教科書、副教材、学習の進め方なども詳しく書かれた冊子のシラバスをお持ち下さった。じっくり拝読しながら活用したい。

学校の授業、映像授業(画面収録機能の発達で種類豊富、2.0倍速再生で時短高速集中学習が可能になる、GoogleDriveなどcloudに収納しておけば机の前だけでなく、携帯やPad端末でどこでも見られる)、音声教材(全解説トーク攻略、聴くだけ、CD解説、ライブ講座シリーズたとえば『大人のための耳できく日本史実況中継』、『山口俊治のトークで攻略 英文法 フル解説エクササイズ (実況中継CD-ROMブックス)』、『望月光のトークで攻略古典文法 vol.1 (実況中継CD-ROMブックス)(←いずれも光推薦独学図書の1冊)など種類豊富、2.0倍速再生で時短高速学習が可能になる(youtube公式も設定でかんたんに高速になるよねー、そだねー)、電車通学の帰り道など空いた時間を活用できるなどメリット豊富)、参考書(「新・物理入門」など)、問題集(「数学 軌跡・領域 分野別標準問題精講」など)、教科書と併用して使用する問題集(いわゆる教科書傍用問題集)、個人レッスン、そして最重要の自習と色々な学習があるわけなので、いかに全体で方向をつけるのかが大切となる。復習の効率を最大化、高速化、光速化させるためにタブレットの活用は鍵になる。(新iPad 37,800円(税別)も魅力的だし、これだという端末には思い切って投資したほうがいい!とヴォクは考える派。県立U高校の国語ガイダンス資料には国語の紙の辞書の使用もすすめるということが書かれていたが、検索機能で100倍便利な電子辞書それも例の物書堂の作成した電子辞書、辞書アプリの方がいいに決まっている。1を調べて10を知るなら、逆に電子辞書のほうがいい!)

今年の大学入試では、センターで満点をとった方(現役高校生)がいたと知ったときは驚いた。大学でも塾生でもこれまですごい人をいっぱい見てきたと思っていたが、センター満点は聞いたことがなかった。

マークシート式のセンター試験は学力知力に加えて、処理能力と集中力がとくに要求される高度な学力試験で総合格闘技みたいなもの。多くの教科科目の総合力を客観的に(つまり採点者の主観の入る余地なしに)測定することができ、一次試験の学力検査として公平性を保つこともできる非常に優れた試験だ。大学が独自に行う記述型の二次試験と併用することによって大学側は多様な学生を合格とすることができた。
センター試験は存続させるべきだとヴォクは考えている。センター試験は2019年度(2020年1月)の実施を最後に廃止されるということはすでに決まった後だが。

最後に、開示点数をお知らせいただいた。点数開示はずっしり重い。採点の様子がわかる貴重な資料としても活用したい。

重い開示点数にさようならをして、ま新しいシラバスを片手に旅に出た、子どもたちが足跡をつけて行く、それぞれの足音を鳴らしながら。

光推薦独学図書
中学生の使っているエイゴらぼはめっさゴイスな問題集だ。衝撃だった。正進社さんはよい問題集をいっぱい出しているがこの英語のワークにはめっさ驚いた。
中学生の勉強をとことん見ていないと思っていないとこんな問題集はやってこない。

plus 東大に進んだ方が、参考書類書籍類を後輩にどうぞとくださった。300冊以上はあるようだ。
この方には10冊くらいはお渡しした気がするがお返しの計算が合わない。ありがとう、ありがとう。貴重な まるおぼえ英単語2600 の旧版。ヴォクが紙面が見やすいからと渡した本だが2倍になって帰ってきた。光推薦独学図書 数学のスマホ聴く勉セットもいただいた。彼女は高校数学を1年で2周した。スタ演にはメモがいっぱい書かれている。3項間漸化式の特殊解と一般解の意味など、見える。読める。直筆。自分の手と頭で考えたことがこんなにたくさん。
ありがとう、ありがとう。
英単語の本は数多くあるがこの本ほど実戦で使える英単語本をヴォクは他に知らないよ。
差異の中でこそ個性が際立つということに着目することがやはり言葉の学習法として優れている。

plus ヴォクの話。
ゲームが好きな子がいる。ゲームよりおもしろい塾にしたい。

釣りが好きな子がいる。フナ釣りの上尾園みたいなドキドキするところになりたい。

映画が趣味の子がいる。ポールニューマンの「評決」みたいにまっすぐになりたい。

外国人と外国語で話すことが好きな人がいる。外国語で話すときと同じくらいワクワクする塾にしたい。

文房具マニアの子がいる。上尾の文具まるみたいなワクワクするところになりたい。

読書が好きな子がいる。読書くらいおもしろい塾を創りたい。

旅行が好きな子がいる。

・・・


いや、比べにくいからっ!



(わざわざ製本してお持ちいただいた。
どこからやるのかすぐにわかるので便利。)

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plus 知識の教科と技術の教科
知識の教科たとえば生物は物理が1とすると10くらいの広さのことを高校で学習する。広い知識を身につけるには幅広い興味関心をもって探索するネコ勉がふさわしい。

逆に物理のような技術の科目になると知識自体はそう多くない。生物の知識を10とすれば物理の知識は1だ。しかしその物理の1から次の新しい物理の1へとつなげていくのには今ある物理の1を深くわかることが要求される。したがって物理をやるにはニシオンデザメ勉がいい(サメ勉とネコ勉についても以前足音で書いたので途中省略して書いている)。

受験勉強でもこれは同じようなところがあり、生物の学習法と物理の学習法は性質が異なっている。

教科科目が変われば学習法は変わるのは必然である。
全教科全科目が同じ勉強法で通用するということはない。

アジャストするというのも考えた方がいいし新しいやり方を作り出すということも考えていい。
なんでもかんでもみんなー踊りを踊っているだけではダメってことだ。パッパパラリラ。ピーヒャラピーヒャラついでで、はなわくんを見ると硝酸に見える。化学式がHNOというただそれだけで。同じくなつこさんとかナフコさんとか化学式をアルファベータで読むと語呂合わせだらけになってしまう。それで化学の授業はいろんな漫画のキャラだらけで絡み合うことになる。原作を知らない人でもはなわくんが酸性でさーなんていう意味のない記憶が残ってしまうよね、そだねー。ほなねー。

plus
posted by ヒカリ at 22:35| Comment(0) | 考える帽子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月15日

きょうの化学 plus 北辰テスト結果平成29年度2年 plus きょうの小学生算数カバリエリの原理

3月に行われたばかりの会場模擬試験第0回の結果がさきほど戻ってきた(平成29年度2年)。
次回は平成30年度第1回4月が4/29に行われる。

高校入試へ向けてラストスパートのスタートを切った。
結果は、

国語 77.3点 偏差値63.8
数学 71.8点 偏差値64.3
社会 74.3点 偏差値62.0
理科 75.3点 偏差値62.3
英語 76.8点 偏差値64.0
3教科 225.8点 偏差値65.4
5教科 375.8点 偏差値65.1

目標差異 △4.9 (目標にマイナス4.9)
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ということだった。過去11年と比べ、ほぼ横ばい。

指導方法は年々変わらないところもあれば自分の中で変わったところもある。

どういう勉強をしたらいいかを子どもにもっと多く任せるようにしたのは近年かなり大きい。
何ページをいつまでにやりなさいという部分は減らした。

たしかにやっていることを技術的にマスターすることが学習で大事な要素であるのは間違いないが、うまいだけでは大きく伸びない。どういう勉強を組み立てたいのかのビジョンのようなものは子ども自身が持ったほうがいい。

シラバスも教材も改良に改良に工夫を重ねているが、結果だけ見ると例年並みでのスタートとなった。

まずは7月までに平均偏差値68まで、9月で塾生平均70 OVERを目標に動いている。

肝心の志望校判定だが、C判定のオンパレード。まだまだパワーアップしていかねばならない。

入試結果を受けて、教材を選択した。
入試問題を見なければ何をしたらいいかはわからないからギリギリまで待った。
数学、理科、社会、英語、国語とも教材のラインナップを変えている。

埼玉県の高校を受験する受験生以外に、今年の高校受験生は千葉県の2名(トップ校志望)が在籍している。全員が目標を達成できるよう、深化させたい。勉強法は独学、自分流でいい。でも基礎だけは大切にしよう。

受験に必要な学力のうち、基礎の完成が7月までの指導テーマとなる。基礎がしっかりしていると、夏以降の伸びが大きくなる。そして入試では基礎を取りきることが「防御は最大の攻撃なり」となる。

高校入試では大学入試以上に全体における基礎問のウェイトが高い。
1にガード、2にガード、3、4がなくて5にステップアップ!

昨年の同時期比較。
http://hikarijyuku.info/article/448024685.html
注 ) 目標差異は光個人の指導目標。各人の目標は志望校の方に別に数値がある。

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plus きょうの中1化学の質問
どうして亜鉛と塩酸では水素が発生するのか。そしてどうして銅や金では水素が発生しないのかという質問があった。
あいも変わらずするどい。
いつものようにチャート式化学のコピーを黄色い紙に青いペンでメモして渡して説明した。
化学のことがよくまとまっていてそれでいて見やすい最高の独学図書だ。

きょうの青インクもいいノリだった。

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plus きょうの小学生算数
1つ自由に何でもやってきなさい。
セルフラーニングのステージが上がった子はどんどん進むことができるようになる。
きょうの小学生、相似を終え三平方の定理に移ってきた子。
前回面積比体積比でカバリエリの定理を紹介していたのだがきょうはそれを使って証明を書いてきたので見てくださいと。

内容は正しかった。
自分で考えるとはなんとステキな。

こんな定理があるんだよねー。関係はひみつ。
と先週までは紹介しかしていなかったのだが自力で関係を導出してきたようだ。

よかったね、おめでとう、おめでとう。
自分でやる、自分で考えるのがいいよ、いいよ。
待っていても仕方がないから。

plus 
浦和一女に進学した子が高校入試の勉強をしていたときに言っていた。
数学が苦手で空間図形のたった1題を結局週末の2日くらいずっと考えました。ほかの勉強がほとんどできませんでした。効率が悪いのが悩みですと。

光 : あー、それは、ごく普通。
2日全部はさすがに少し長いけどね。
40分くらいで済ませたかったといえば嘘にはならないね。
でもね、何時間も考えてつかんだ図形的な性質こそ一生見えるようになるようなもんだと思うよ。
よほどいい問題だったんでしょう?

子 : はい。過去問でしたが見えた瞬間には拍子抜けしました。なんで最初は見えなかったんだろうって感じでした。

光 : 数学をやるときに解法とか効率とかばかりを考えるのはそもそも間違っているよ。英文法をやっているんじゃないんだから定石やパターンだけ考えるのはかえって大元を見失うことになるしね。
プロセスは試行してはじめて見えるようなものだから。人に聞いて身につくようなものじゃないよ。いまのままのスタイルでいいよ。

plus 病院に勤務する卒生がマスクや消毒用の薬剤をたまに持ってきてくれる。

ヴォクは開塾して以来マスクをつけずに過ごしたことが一日たりともない。前にもなんかいも書いたが。水ではなく次亜塩素酸やアルコールで教室を毎日掃除してきた。風邪気味のときは教室を休むことはしない。代わりにマスクを二重につけ手袋をして過ごしている。
勉強したい子が風邪をひいてチャンスを失うなんてそんなにもったいないことはないからさ。

マスクのおかえしには手作りの木製品くらいしか思いつかない。

ほなね。
posted by ヒカリ at 11:46| Comment(0) | 北辰テスト結果、全員偏差値68 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月01日

数学と英語の学校選択問題 (平成30年度、埼玉県公立高校入試)、それから共通問題5教科を解いてみた。

埼玉県公立高校入試数学の学校選択問題を解いてみた。予想通り18:30頃に公開された。ヴォクも周回遅れで解いてみた。


大問1(2)対称式の美しい問題 何度も解いただろう。

(3)かたまりは文字でおけ。定石。

(6)入試本番で+1できた人は落ち着きのあった人。

(7)確率がこんな小さな扱い。埼玉の確率は過去15年に倣い、易しい問題しか出題する気はないのだろう。東大理系でも今年は確率の問題がなかった。埼玉数学ではデータと確率と整数はながらく軽視されている。


大問2 (1)折り目とAA’は直交。

(2) ヒモの長さは展開図で直線。空間が1(8)とここだけというのはなんとも物足りない。

空間図形は今年の東大理系の6番の問題でもそうだが中学生のうちから十分に考えておく価値があると思うのだが、ここだけとは・・・。残念でならない。大問4でしっかり丸々出題した日比谷高校入試問題との難度差は小さくない。大問4 (2次関数)(1) 高校入試で難関校が出してはいけない問題。一発公式で10秒だから。(2)のヒントとは言え出題する必要はなかっただろう。でも(3)がすてきな相似の問題で全体としては美しく味わい深い良問題。平成30年の1題はこれに決定(バシッと良問印をおしながら)! 2つの三角形ができるがこの2つが相似であることを入試本番で考えると5分使ってしまうことになる。相似になるというテーマ自体は重要構図であり普段考えたことがあったか否かの差が出る問題となった。「すべての放物線は相似である(村上龍のエッセイの題字っぽく)」という数学的に美しい性質のことを考えたことがあったかなかったかを問う問題だったのだ。(興味のある人はご存知のように「高校への数学」(東京出版)、「大学への数学」(同)シリーズの中では「放」べきの定理と名付けられたものもある。)


大問5(図形) ついにきた大問での円。平成23年後期で19点分の円が出題されて以来、ずっと待っていたよ! えんえんと円の高地トレーニングは積んできた。証明は何が出るか限られていた中だった。昨年のきょうここで予想した問題がそのまま出題された。角の二等分線の定理。

来年は解と係数の関係を導出する問題ほか証明問題の候補は教科書範囲の中ではあまり多くない。去年書いたと思うのでここではカット。

(2)@は角度を書き込んでいたらすぐに発見できる二等辺三角形。「遠目に眺めて二等辺三角形はよく見ても二等辺三角形」の呪文通り。難度は上がらず前年並み。制限時間の中ではスタンダード問題揃いのこの難度でも満点をとる人が昨年多くなかったということだろう。幾何、図形問題と粘り強く格闘していた人は一定の結果を出してはいるだろう。


次に英語の選択問題へ。共通問題リスニングを解くのには12分と35秒かかる。そのため他はほぼ初読で内容をとっていくしかない。速読重視に去年からなっている。


大問2は長い対話文。虫喰いが多く情報処理能力を要するという意味ではいい問題かはわからない。しかし実用英語を筆記試験で作成した公平性の高さという意味では間違いなく良い問題だ。日比谷の独自問題を研究して作成されていると感じた。早大本庄の大問2番よりも虫喰い的で評価が分かれるところだろうか。ただ長いだけの対話文だが、来年度以降もこの出題方針は続くと思われる。埼玉県の過去15年なかった新傾向問題で今年の埼玉英語を特徴づける問題となった。正確な訳はいらない。内容を追跡するスキルが重視されている。


東大1(B)のように文脈に合う英文を入れる問題は今後も出題されるだろう。定番になったと見る。


大問4は前年を引き継ぐ自由英作文。去年から東大の英作文に似た。今年の東大でも40〜60字で自由に書く問題が出題されている。出題形式は同じである。テーマもAIで日比谷高校の今年の推薦入試の集団討論テーマとも被っていることからもその凡庸さがわかる通り)、誰もが興味のあるテーマ。普段から思っていることを素直にそのまま書けばよろしい。入試レベルの英作文で最も差が出るのは冠詞a,the,無冠詞,名詞複数形の使い方の部分。何を英文で書くときでも冠詞のルールには十分配慮しトレーニングしておきたいところ。対策の本は最後にまとめて書く。

英語の最後に2分10秒試験時間を長くできる話を。

もしも(あくまでもしもだが)リスニングが得意なら、放送問題の最後の問題の繰り返し2回目部分(1回目のquestion 3 Which answer is true?以降の部分)を聴かずにその2分10秒は他の問題を解くことができる。なにかの参考までに。


理科の大問2は良問題。金星と月と地球と太陽の位置関係をテーマとした定番の問題ながら設問がよく練られている。大問3の生物と合わせ今年は中3配当の割合が多めになった。1,2,3年の配分を均等にするのは難しく物理化学地学生物と4科目に3つの学年を分けるとどうしてもどこかが1つ多くなるという次第。この制限時間だと妥当である。重めの計算問題が地学天体でしか出題されず全体に知識と考察力を問うようなものになっている。近年計算問題が少ない傾向が続いているが出た数少ない計算問題(6点から10点程度)ではしっかり時間を使って解けるようにしておくべきであろう。以上。


(参考文献)
可算名詞と不可算名詞については、今井むつみ『ことばと思考』に詳しい。kindle版もありがたい。ことばと思考 (岩波新書)

このようなごく基本的な英作文のポイントとなる冠詞と時制については、次の本がよい。aとtheの底力 -- 冠詞で見えるネイティブスピーカーの世界と 『受験英語禁止令』。小倉先生の受験英語禁止令は光推薦独学図書指定の参考書。話せない英語、書けない英語から一歩も二歩も前進したい人はすぐに読んだ方がいい。京大でも東大でもずっと昔から英作文や自由英作文が入試に出題されてきた。
それは英語の発信力を少しでもスコアに反映させたいからである。英作文のない英語の試験などヴォクには考えられない。
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