2010年12月02日

スピード(3)亀勉とトラ勉

スピード(その3)〜亀トラの話(1)〜

まず進められるだけ進める。
見開き1ページくらいは根性で。

だんだん腰にくる。
なんか疲れてくる。

わからない問題にはまって止まりだす。お池にはまってさぁたいへん!
ジュースが出て来てこんにちは!
はなさん一緒にあそびましょーって。



・・・
どうしたら抜け出せるのだろう・・・この勉強砂漠から。

すとっーーーーっぷ!

進まなくていいの。

止まったところまでしっかりマーキングして本を閉じちゃうの。ここでとまった。
マーク、マークと。

だってもう泥沼なんだよね?
急に亀速になったんだよな?

じゃ、次いってみよー。

次?

そう、次の科目に本を変えるの。

わぁ、新鮮。またがんばろっと。

でもそんなことしてたら進まなくない?

いやぁいくら止まったとはいっても3ページか2ページくらいはすすんだよな?

な?
そのうち1ページがよくわがんねけどもとまってきたんだよな?

とどのつまり3歩進んで2歩下がったわけだ。
いいじゃん。
進んだことはすすんでる。
数学的に言えば(+3)+(-2)=+1 確実にプラっとる。

そんなに不満なら移ったとみせかけてまた次あっちの教科がとまったら戻ればいいさ。

今度こそ多めに進めるかもね。

大体人間の集中力なんてものは火事場でもない限りそう続かんて。
続かなくて普通なわけ。

だから亀速のパートを減らしてトラの速さで進めるパートを多めにしてみる、そういう方法も有効なんじゃないかなー、って。



スピード(4)〜亀トラ(2)〜へつづく
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2010年07月19日

考える帽子 in summer(1)

 練習名:「自分で考える練習」 

夏休みは時間がある。

夏休みにしかできない練習法があるので紹介したい。
 

自分で考える練習としては、試験本番のような何も参照できない状態でギリギリまで自分の頭と手を使って考える、いわゆる実戦演習が有効だ。

 準備するものをメモしよう。 

 

・解説の詳しい問題集、できれば別解のたくさんついているもの

・解答をすぐに見ない心、通称考える帽子 in summer 

・キッチンタイマー(15分×4セット) 

・解答用紙(ルーズリーフもしくは自作解答用紙)

以上


 
 いつまでも解答をチラ見していても、入試問題で得点する力がなかなかつかない。練習でも自分で考える。何も見ないで時間いっぱい自力で答案用紙を作成してみるのがいい。
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2010年07月01日

模試結果を見終えて

今回一番前進していた子は2年の最終回から数えてちょうど10だけ偏差値が上がっている。その子の志望校判定の欄を見るとすべての学校でA判定になっていた。A,A,A,A。Aのフォーカード。
しかし、全員が第一志望校の判定B1以上を獲得できたわけではない。

ヴォクなりのイメージはある。材料もある。
計画は(去年からはじめてみたように)子ども自身でたててゆきたい。
それが自分を高め、自信をもつために必要だと思うから。


中3生はまず塾を休まない。少々の風邪や下痢、雨でも塾にきた。そんなならもう、自分で計画を立てるところからすっかり出来るんじゃないか。


68と70の壁をわけるのは学力の部分だけではない。ここ何年か、そう思ってる。今回の結果を見ても驚くような上昇をなしとげている子がいる。大台をつきぬけている。周囲はそれを知って驚く。でもその子自身はもう準備、練習の段階から自分がおどろくくらいに練習をたくさんかさねていたんじゃないか。


毎回その壁を超えるには自分のたてた計画を(自分自身気がつくとおどろくくらいの練習量で)突き抜けてしまうという経験が鍵にあるんじゃないか。


だから去年あの方々に倣ってはじめてみたように、今年も本格的にはじめてみたい。


計画は好きにたてなさい。
勉強はしたいだけ好きなだけやりなさい。


プレッシャーにおしつぶされて簡単なミスを連発した?
たくさん練習したのに基本的な部分で失点している?
原因もしっかり考えてみよう。だから自己採点をしている。
それで何かにたしかに気がついているね?
今回それをきちんとやるチャンスを獲得しているね。
これがどれだけ恵まれたことか考えるならもう今度こそはやるしかない。


自分のため、他人のため、目標のため、行きたい学校に行くため、何のためだって。それを今からきちんとはじめてみようよ。
今日からなら間に合うかもしれない。少なくとも自分が変われる。


スルーするのか、きちんとやってみるのか、好きなほうを選んでみて。


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2010年05月07日

考える帽子(9)

子どもが古文の全訳を言っている。ヴォクは古文の全訳を聞いている。10分くらいそれが続く。

ただ訳を覚えているだけの子の解釈には穴がある。
単語の意味や用法を感覚で適当にとらえているところがある。せっかく昔の物書きが書いた貴重な文を読んでいるというのに斜め読みかぁ。もつたいない。現代語訳をちゃちゃっとなぞり読みして適当にさばいて満足かな?

自分の頭で考えることをする子は自分で釈然としない語に出くわしたなら辞書を引く。それがテクストを読むものの当たり前の行動だから。

自分ですっきりしないと思う部分があれば文法書で調べてきている。テクストの本当の意味を掴みたくて。


そこまでこだわりをもって原文を読んでいるからだろうか、読解が感覚的になっていない。読解がたしかに読みと解きとになっている。すなわち読み解いている。
読みが表面なぞりでない。原文の本質を解いている。しかも自分なりの仕方で。


考える帽子を身に着ける。本に載っている訳例が100パーセントたった一つの解釈であるわけでもない。

あなたの解釈はどうなのだろう?
訳例なんてものはいつでも参考にすぎない。


肝心なことはひとつしかない。あなたはその文章をどう掴んだかということだ。




子どもが古文の全訳を言っている。ヴォクは古文の全訳を聞いている。

この子はいつも自分で考えて自分で調べることをしてきたからだろうか、解釈の力が随分とついているようだ。

調べるごとに解釈力が上がっているようだ。それが読み解く力につながっているようだ。



ほなね。すた、すた、・・・今日の独学図書紹介は、
  • ヒカリ推薦独学図書 図でわかる中学理科
  • ヒカリ推薦独学図書 実力メキメキ合格ノート でした。
  • posted by ヒカリ at 02:22| 考える帽子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2010年05月01日

    セルフラーニングのメリット(3)

    ヴォクは予定通り独学で中学受験をし予定通り合格した鹿児島の超名門私立中学には進まなかった。今でもどうしてもその漫画が見つからないのだが、ヴォクはある漫画にはまりその漫画の主人公と同じようなやり方で独学していた。その漫画には乱という努力の秀才とライバルの天才が出ていた。舞台は名門私立の学校。そこから先がどういうわけか思い出せない。加治木町の床屋でたまたま10分くらいの待ち時間にあの漫画を読むことがなかったなら、乱式独学に目覚めるのは遅れていただろう。中学受験範囲に英語はなかったがビートルズを書店の本屋で買って一通り独学した。

    セルフラーニングが一番いいなどと言うつもりはない。一番とか順番の問題でなく、人は誰しも自分で考える以外に問題解決の仕方がないのだ。

    メリット(3)。(申し訳ないがメリットというシャンプーだけはヴォクの頭皮には合わなかった。)

    セルフラーニングなら学校や先生に合わせずに自分の学びたいペースで好きなところを学べる。

    読書を例に考えてみる。図書館に行く。今週花波光さんが読む本はこれとこれの二冊です。5/8までに読んだらこちらの原稿用紙に感想文を書いて返却時に提出してください。
    感想文は1冊360字以上400字以下にしてください。


    「わかりました。あ、題と名前は字数に入りますか?」

    こんなことを尋ねているうちは学力なんてつかない。それは遠足に持ってきてもいいおやつの料金300円の中にバナナは含まれるか否かを尋ねるのと同じようなものだ。

    小学生のヴォクならこう答える。「わかりました。他の本も少し借りてもいいですか。」
    少しという言葉は謙虚さでも遠慮でもない。そういう言葉を使わないと目立って叩かれるのは学習して理解している。もっとましな敬語も使えるが、丁寧すぎてもかわいくない。

    そう言って立ち読みで10冊くらい斜め読みする。その中でもましな本があればシリーズ全巻を借りて帰る。課題図書と感想文の方は面倒くさいのであとがきを適当にかんたんな言葉にアレンジして翌日提出だ。

    「花波さん、はやかったね。ちゃんと読んだ?」

    「たまたま以前読んだことがありました。今日提出しておいてもいいですか。」

    図書館やレンタルDVDやコンビニに行ったら、自分で選びたい。勉強だって自分で勉強したいところを自分のペースで勉強したらいい。だれにそれをとめる権利があるというのだろう。
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    2010年04月30日

    考える帽子(8)

    3月模試結果と4月模試の自己採点結果、中3ヒカリっ子の平均をとったら、数学の平均点が1番高かった(4月はあくまで自己採点)。


    2年前まではいつも英語が5科目中1番だった。去年から大体数学と英語が並ぶようになり、今年に入り完全に逆転している。数学がぶっちぎりターボになってきている。



    春に行われた公立高校入試本番の前期試験でも数学95点、数学94点、数学92点、数学90点…と上位は90点だいをとっていた(開示結果より)。プレス発表では数学が難化したとされているが、上位は模試と変わらずとってきていた。



    数学が得意な子が明らかに増えている。一体なぜだろう。花波数学がヒカリ英語を上回った要因はどこにあるのだろう。(あ、ヴォクはそういうことが知りたくて模試の塾生平均データを重視している。)

    英語も塾生の平均偏差値は68だった。その英語が数学に負けるだなんて!

    数学にどんな秘密が?このシャッターの謎は解かねばなるまい(マーシャル花波として)。


    もちろん代により多少の得意不得意はあるかも知れない。でも高々中3までの教科内容の話だ。学習姿勢による差の方が大きいかもしれないぜ。
    教材か? 教材は大差ない。
    塾専用教材と市販の体系数学(チャート式)と市販のわかるとけるできるのクリンナップ。


    指導法に関して、去年からコーチ花波が意識して変えたことがあった。


    解答を見ないで自力で○になったらはじめて赤○をつける。それ以外のすべての場合には絶対に問題番号に赤○をつけてはならない、というもの。

    そしてすべての問題に〇がつくまで仕上げるということ。
    持っている問題集の1冊の中の全部の問題に〇がつくまで自力で解く。
    〇は自力〇。



    解答をチラ見してできたものはできたのうちに入らない。自力赤○をつけてはならない。これを共通認識とし、できようができまいが、自力で最後まで考えることを原則とした。







    ぶっちゃけ、自分で解けるならそれでいいから。





    例題やヒントを見ながら10問解くのより、何にも見ないで1問、2問、あ〜かなこ〜かなと髪の毛かきむしり、試行錯誤しながら、自力で考える、自力で解く方が力になる。



    数学は解答を見たらわかるし(解説が詳しいから)、数学は人に聞いたらわかる(子別にわかるまでヒントを出すから)。

    でも解答を見てわかっただけでは考える力はじぇんじぇんアップしない。


    だって答をみて答を真似するのは九官鳥(むかし飼ってた)が人の声を真似るようなものだ。自分の頭で考えなくちゃ、人間だもの。結局、自力でできるまで自分ひとりでやるしかないんよ。



    解答をチラ見してばかりなら、いっそ解答冊子なんか捨てちまえ!















    からの〜
    ってわけにはいかないが、解答は答合わせ以外にはもうたま〜に参考にするくらいで十分なんじゃないか。ヴォクはそう考えてる。



    何時間も人から習う、何時間も参考書のたくさんの例題を読んで学ぶ、わからなくなったらすぐに人に質問する、いろんな参考書を調べる、他の参考書の説明を紐解いてみる、そういうことも否定はもちろんしない。もっとほっともっと、2位の唐揚げ弁当よりも、1位のチキン竜田よりも(by川越シェフ)、ずっともっと大切なことがある。

    そして、その考える帽子は気がつけば誰でももってるんだ。

    posted by ヒカリ at 01:11| 考える帽子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2010年04月27日

    セルフラーニングのメリット(2)

    本に書いてあることを読み取るセルフラーニング値のことを書いた。

    メリットのうちのふたつ目は限界までいや限界過ぎても自分で考えるセルフラーニング値のこと。

    セルフラーニングに慣れないうちに「わからない問題に?をつけなさい」と言えば、ちょっと考えてわからないだけでなんでんかんでん一切合切?にする子がたまにいる。解答のヒントをよく読みもしていなければ、わかるところまでを文章や絵や図にすることもない。ただ?だけをポカンとつけてノートを空白にしている。

    ダメダメ。それ、つかれたから?にしただけでしょ!考えるのが面倒くさいんでしょ!文章読んでないでしょ!
    いったいどこまで考えたのと突っ込む。
    何行目のどの言葉がわからないの?

    指示には従っているだろう、?がたしかについているから。でもね、考えてないでしょ?

    独学者はそんなんで聞いてもいけない。仮にその行が?でも、ほかの行はすすめるしかない。独学者はわからなくなってもわからないままそれより他をすすめるしかない。

    ウチは問題の答でなくセルフラーニングを教える塾。いまは小学生からしか入会を受け付けていないが、昔はたまに中学生からの入会を受け付けしていた。
    中2くらいからはじめて塾というものに来る子がいたが、彼らはそれまで学校と本に学ぶスタイルをとっていたからだろうか、自分で考える習慣を獲得していた。基礎的なものに自力で取り組み、自己流で一定の結果を出している。埼玉は塾を利用する子がこれだけ多いというのに、塾に行かないだなんて骨がある。実際、限界まで考えるカンガエル。つまり塾に入ったときからセルフラーニングができている。
    こういう子もまた伸びる。
    コーチからのちょっとした提案が、自分で独自につくってきた学習法と衝突し化学変化を起こし、おお化けしたりする。ヒントを少し言えばすかさずとびつきメモをする。サバンナのハイエナみたいに(見たことないげど)。

    習わない、教わらないのは、自分でやるしかないとあきらめるような仕方で自力で考える習慣をつくることになる。

    習い方が上手なのもいいが、ひとりでトコトン考えるのもわるくない。
    全部わからなくてもいいじゃん、人間だもの。
    一晩二晩寝かせて考えてみたらどうだろう?
    限界過ぎまで考えてみたらどうだろう?

    (つづく)
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    2010年04月26日

    セルフラーニングのメリット(1)

    こんばん、にゃ!ぞろ目が好きなヴォクです。
    たまにはセルフラーニングの話。はじめよう、新シリーズを(にゃんとなく倒置法で)。

    小・中学生時代の学習をセルフラーニング式ですすめることのメリットのひとつに、本に学ぶ独学力がつくことが挙げられる。(引越しが多い、学校に行けない、先生の授業がわかりづらい、塾に行かない、などの)環境の変化に左右されず、環境に過剰に依存することなく、自分の選んだ本に学ぶことが徐々にできるようになる。

    本に書いてあることは同じでもセルフラーニング値が小さいと、書物を読んで理解することが難しい。

    逆に本に学ぶ力を高めていたら、たとえば高校生になってから数研のチャート式(青チャートや黄チャートやチャートワイドなど)や東京書籍のニューアクション(βなど)を読みながら、ありふれた(教科書や教科書の)傍用問題集に取り組み数学を独学式ですすめることができるだろう。セルフラーニング値が低いとそう簡単にはいかない。サクシードや4ステップ、スタンダード、ニュースコープなど同じような傍用問題集を使うのに学力差がつくというのはなんとも不思議なことである。

    もっとセルフラーニング値を高めたら、半ば趣味的に、黒大数(研文書院の大学への数学)や本質の研究(旺文社)など高度に理論的な書物からさえ読んで学ぶことができるようになるかもしれない。本なら電車の移動中や風呂の中でも読める。もう少ししたら携帯電話サイズの端末でも書物を読めるのが当たり前になる時代がくるだろう。コンパクト、低価格、モバイルのユビキタス社会が実現しているのだから。


    セルフラーニングのメリットの一つは本から学ぶ習慣の獲得ということにある。



    (つづく)
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    2010年03月24日

    暗記するヘルメット(2)

    考える帽子を身に着けてはじめから解けるなら問題ない。好きなだけ考えて考える帽子をレベルアップさせたらいい。

    問題がなかなか解けないなら?
    問題の解法の糸口も見つからないなら?


    そのときは、暗記するヘルメットを着用する。あなたにとって数学は覚えるもの。

    まずは覚える。わからないものは調べるなり人に聞くなり寝かせるなりして、まずは解法を覚える。

    解答を再現できるようにする。
    いや、解答を再現できるだけではまだ足りない。
    試験には制限時間がある。
    試験官は答案用紙1枚を2〜3分で採点せねばならないが、受験生は大問1つを20分で解かねばならない。

    解答を再現できるようにしたら次ははやく再現できるようにするのだ。
    暗記するヘルメットを身に着けたら、ヘルメットの出力速度も上げてゆかねばならない。思い出すのに時間をかけすぎてもいけない。
    う〜ん、考える数学から遠ざかってきたぞ。
    いいの。暗記するヘルメットの話なんだから。
    posted by ヒカリ at 08:04| 考える帽子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2010年03月22日

    考える帽子(7)

    ナンちゃんと栗山さんが野球のナンデを追求している番組GETスポーツはおもしろい。(ゲットスポーツの本も3/31に出るらしい。たのしみ。)理論的な視点が新鮮だ。最近でこそ理論的な解説番組は増えてきたが、元祖理論派という感じがする。好きなものは奥深くまで知りたい。なんだ?って。
    1シーム?ナンダなんだ?


    勉強もナンダがわかれば面白くなる。たとえば数学。わからなければつらい。難しいな〜、なんでかな〜、くるしいな〜。ずっと難しいという言葉ばかりを連呼する。

    でもあきらめない。考えてみる。この式の意味はなにか。なにをしたらいいのか。わからない。いやわかる?わからない。わかる。

    わかってしまった瞬間に、楽しくなる。ずっと苦手だと思っていた、才能ないなぁなんて感じていたものにいつしか親しみを感じるようになっている。逆にある分野が得意になっている。そういうことが起きる。

    はじめに好きか嫌いかなんて、あまり関係ないかもしれない。考えてみる。いつしかわかる、ついにわかる、ユーリカ!体験を積み上げるうちに得意になる。好きになる。


    ナンダなんだ?って考える勉強がおもしろい。
    posted by ヒカリ at 02:16| 考える帽子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2010年03月16日

    暗記するヘルメット(1)

    暗記能力の向上は小中学生たちのテーマのひとつ。考える帽子をみにつけるのと暗記するヘルメットをかぶるのは矛盾しない。帽子の上からヘルメットをつけたらいいまでだ。

    入試でも各種資格試験でも国家資格でも暗記は避けて通れない。

    受験もないのになぜ小学生に英短文の暗記をすすめるのか。つまらなくないか?

    暗記スキルを上げる練習になるからである。別に英語でなくていい。歴史用語でも地理用語でも植物の名前でも1000くらいあるものなら何だって構わない。暗記力は練習により伸びる。

    たまに暗記が嫌になって逃げようとする子がいる。これでは暗記スキルは向上しない。暗記なんてつらくて苦しいに決まっている。好きでもないのを覚えるにはどうしたらいいのだろう。

    ひとつは語呂や連想記憶術。ゲーム感覚で語呂をつくって全部言えたらクリア。語呂でなくてもどうにかこうにか工夫してみる。その苦しみの中で暗記力は向上してゆく。

    もうひとつは面白さがわかるように読書や漫画やゲームから入ってみること。でも面白くなるかは運が大きい。これをやれば歴史が好きになる。あれをやったら地理が楽しくなる。それをしたら英語が面白くなる。そんな絶対的なツールなど存在しない。それは趣味の問題であるし、たで食う虫も好き好きなのだ。絶対的なツールがあったならみんなやっているに違いない。まぁ面白くなる絶対的な方法なんてない。楽な方法と楽しくなる方法は根っこが違う。






    暗記にはコツがある。それは繰り返すことだ。シャッフルして何回も。忘れた頃に繰り返す。忘れそうになる直前を見計らってまた練習。すると脳が、「を!また来たか。しつこいなぁ。そろそろ覚えないと危険なのかな」と察知して記憶にひっかけてくれるようになる。
    二回目は一回目よりひっかかりやすくなり、三回目は二回目よりもひっかかりやすくなる。圧倒的に量をこなす子が成績がいいのはこのためだ。


    ただ1回インプットで終わっては使い物にならぬ。刷り込んで反復していつでも自動的記号的に取り出せるくらいまでやらねばならない。何でも最低3周は必要だ。

    人の名前を覚える。数字を覚える。公式を覚える。解法を覚える。仕事の仕方を覚える。
    シーンが変わっても、暗記スキルはあらゆる場面で身を助けてくれる。

    人は言う、考える帽子をかぶりなさいと。暗記はコンピュータがあるよと。でも考えるにもコアになる知識はあった方がいい。一々ググったりWikiったりエクスワードったりしていたら面倒くさくて仕方がない。

    歴史は流れをとらえなさいと人は言うかもしれない。でもね、水がなければ川が流れないのと同じく、知識がなければ歴史も動かない。知識がないと流れなんて見えてこない。


    暗記から逃げていては暗記能力は上がらない。トレーニングしたら暗記能力は上がる。



    暗記スキル。
    時速何語か測ってみたらいい。

    はじめは時速10語(1時間で10語覚えられる能力)だった子が訓練により時速60語、時速100語とあがってゆく。

    暗記するヘルメットをかぶりなさい。



    今日のヒカリっ子(中2)。理科1章と社会1章と英語1章の確認テストにトリプル合格した。初回なので落ちる子が多いというのに。


    暗記する範囲はテキストの中にある文字情報全部で事前にどこが出るかは伝えていない。ヴォクは彼を全力で放置した。ひとりでやってきてね、と。

    範囲は広かった。彼は今までそれらの教科が得意ではなかったかもしれない。今までは。それでもできた。

    好きとか嫌いとかの問題ではない。社会の勉強法がわかりません?
    うん。ヴォクもわからないよ。やるだけだから。ただやってみてその都度覚えるまでやってみる以外にないよ。わからないんじゃなくてやってないだけでしょ?


    英単語の綴りを覚えきれません?
    覚えきれないわけがない。単に覚えるまで練習しなかっただけでしょ?


    好きなのもあれば嫌いなのもあったはずだ。でも全部を本気でやったからだろう。見事にトリプル合格した。ハットトリックを決めた。今日からはそれらの教科が勝負科目になった。本気でやったからだろう。

    ヴォクは彼に伝えた。続けてみよう、と。

    暗記スキルはまだまだ上がりそうだよ、と。
    posted by ヒカリ at 03:49| 考える帽子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2010年02月16日

    考える帽子(6)

    わからなくなったら先生にすぐに聞く。一見聞こえはよいが依存してばかりで自分で考えるチャンスを放棄してはいないだろうか。
    もったいない。


    ヴォクは質問を受けるときには、まずどこまで考えたか尋ねる。子どものノートを見ただけでは詳しくわからないことが多いから。


    あまり考えが進んでいなければ何を調べて何分考えたのかを尋ねる。

    「この辺がわかりません。」この辺てなに?それは残念ながら禁句なんだ、と伝える。

    何行目の何列目の文字だけがわからないのかを尋ねる。

    ついでにどうしてわからないそこに?マークを入れていないのかと突っ込む。

    子どもは自分で考えた方がはやいことに段々と気がつくようになる。
    ?がどこなのかよくよく考えてみたら、そもそも?がなかったことを発見する。
    たんに考えていなかっただけだったか。

    わからなくてもいいの。わかるところを広げようとしてもがいているのかい?
    考える帽子を身につけているのかい?
    posted by ヒカリ at 06:17| 考える帽子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする