この記事へのコメント
ropです。以下、『ハイスタ演』レベルに繋いでゆくための中学数学学習の私案です。

ヒカリ先生は『○○のにがてな人へシリーズ』
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/papillonhikari/comment/20071106/1194325202
を推薦図書には加えてらっしゃらないのですが猫ギター先生が推しておられます。

以下、猫ギター先生のお言葉を借ります。

このシリーズは単元別に分冊になっている、という子ども心を巧みに掴んだアイディアの賜物である。普通の市販の問題集は分厚すぎ、普通の中学生はこれを全部やらなければならないと思うと、げんなりして挫折しやすい。市販の(分厚い)問題集を与え、中学生が最初から最後までやり通すケースは、学校や塾の副教材として強制してやらせる場合は別として、0.5%ぐらいであろうと推測する。分厚い問題集を買い、ピンポイントで重要単元、苦手分野だけをやってみようと思っても、なかなか自分ではどこが重要かわからず、しかも問題集の一部だけ「つまみ食い」するというのは、イマイチ達成感がもてない。

しかし『○○のにがてな人へシリーズ』は、中学生が手に取ってみて「薄い」「問題量は1ページに20問くらい、活字は結構大きく読みやすい」⇒「これならわたしにもできる」と思わせる効果がある。目の肥えた方からは「なんじゃこれ、薄っぺらい」と批判を受けやすい代物であることは確かなのだが、中学生が一念発起して苦手分野を自学自習するにはこのくらいの分量が限界だと思う。『○○のにがてな人へシリーズ』は、中学生の心理から考えて自学自習で最後までやり通せる問題集であり、1冊きちんと仕上げることで「私はこの単元は極めた」という苦手意識を克服できるだろう。

・・・とのことです。

もし『わかる解けるできる中学数学 1年〜3年』
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/papillonhikari/view/20070901/1188657942
の欠点を挙げるとしたら、猫ギター先生の言う「分厚い」ことです。子どもによってはあの厚さに引いてしまうかもしれない。そもそも前書きの文章が学校教師・塾講師向けに書かれているくらいですので学校や塾の副教材として強制してやらせることを前提とした教材です。教育熱心なお母さんが良かれと思いお子さんに買い与えても、その分厚さに怯えてしまい逆効果かもしれません。

しかし、『わかる解けるできる中学数学 1年〜3年』計3冊のページ数は、『にがてな人へシリーズ』の数学編『一次関数』『二次関数』『図形の証明』『文章問題』『立体・角度・比』計5冊のページ数の、約2倍です。約2倍もある、のではありません。初めは易しい問題が何個もあってからだんだん高度な内容の難問へ導くスキのない構成でありながら、『にがてな人へシリーズ』数学編全5冊の約2倍で済んでいるのです。裏を返せば『にがてな人へシリーズ』は分冊にすることで心理的なマジックを発生させているといえます。

そこで、私は『にがてな人へシリーズ』の子ども心を掴んだ単元別分冊のアイディアを拝借してみています。つまり『わかる解けるできる中学数学 1年〜3年』を単元別の分冊にして、子ども心的に敷居を低くしてしまうのです。この分冊は学校の定期テスト対策に使うもよし、中3夏休み明けから苦手分野の克服のために使うもよし、『語りかける中学数学』で興味を持った分野のアウトプット力を完成させるために使うもよし。いろんな使い方ができると思います。

『わかる解けるできる中学数学 1年〜3年』は、みっちりやってしまえば、いきなり『ハイスタ演』『SIRIUS21発展編』に飛んでも大丈夫なくらいのシロモノであると思います。買ってもやろうとしない子には「分冊マジック」を試してみてはと思います。やらなきゃもったいないですから。
Posted by rop at 2007年11月07日 18:33
>ropさん

書き込みありがとうございます。
本を使っている方のご意見は大変勉強になります。

分冊でやっていくのは私もよい方法論だと思います。
子供の中にも、シリーズは違います(手書きの解説がついているシリーズです)が、分冊でどんどん進めている子もいます(二年くらい先をやっているようです)。

私が言いたいのは、「解説が少ないために、自学性が落ち、推薦図書にはいれられないのでは?」という意味であって、一般的には良書の類に入ってくるものだと思います。

図書類は、独学を前提に考えて、ヒカリ推薦「独学」図書として選んでおります。

それとも、独学にも耐えうる解説量なのでしょうか・・・。
Posted by ヒカリ at 2007年11月07日 22:38
『○○のにがてな人へシリーズ』が独学にも耐えうる解説量の問題集かというとちょっと・・・ですね。理科・社会は横に参考書を置いてそれで調べればいいんですが、数学はなかなかそうはいかないですから。

数学は『わかる解けるできる 1〜3』を単元別に薄くスライスした分冊にしたらかなり売れそうだと思います・・・
Posted by rop at 2007年11月08日 05:03
ropさん、しぃさぁ先生こんにちは♪

わかる解ける〜の分厚さ、始め娘も「あつくない?」←エリカ様のような言い方、母はムカつく。。と言ってましたがすかさず「ほら各単元はこれくらいしか(単元をつまんで)ないわよ〜」といったら納得!

中1ってまだまだ単純♪
他のお母さん達にもおススメし実際トライしているようですが「すごくいいっ!」と大好評です♪
順序よく進めいくと自分で解けるので子供にストレスのない問題集です☆

学校の配布されている問題集が「数学完全問題集」正進社なのですが、ここの応用が頭を悩ませているようです。
公立の授業内容であの問題集の応用をやるのは無謀な気がする。。

分かる解ける〜の各単元ひととおりやってこの学校の問題集に入るのですがこの問題集に入ると頻繁に父親とっつかまえて聞いてます。。

しぃさぁ先生の独学おススメ本は中1(もしくわ中学生全般)のはひととおり揃えましたが、ホント「せるふ・すたでぃ・ねっと」そのままズバリの素晴らしい本ばかりです☆
Posted by shinn at 2007年11月08日 15:26
shinnさん、はじめまして。ropです。

わたしの今やっている方法は、『語りかける中学数学』を渡して好きなように読ませ、『わかる解ける〜』計3冊を単元別に十数冊に細かく分けて興味ある単元を好きなようにやらせる、というやりかたです。

もちろん定期テスト前には集中してとりかかることになるでしょうし、入試本番が近づけば苦手分野の克服へとシフトしていくことになると思います。

公立中学組にも有利な点はあるんですよ。わたしは私立中高一貫校の出身ですが、中学数学のとちゅうで数学受験算数の解法という余計な知識がアダとなりました。二次関数や合同・相似の証明に差し掛かるあたりで受験算数の解法が通用しなくなってとたんにダメになりました。1年半〜2年の空白ができてしまうとその遅れを取り戻すことは並大抵ではなく、わたしや同級生の殆どは大学受験の時にはとりかえしのつかないことになって、公立中学進学組に完全に水をあけられてしまったのです(笑)

『わかる解ける〜』はギッチリやっておいてください。『数学完全問題集』応用問題でも苦にならなくなると思います。


『わかる解けるできる高校数学』もあったらいいですよねぇ・・・オイラーの公式にたどりつくまでの必要事項を全て、深く理解できずに文転し解法丸暗記で乗り切る例は枚挙に暇がないですし。
Posted by rop at 2007年11月08日 19:59
No.6 わかるとけるできる に関しては、

>初めは易しい問題が何個もあってからだんだん高度な内容の難問へ導くスキのない構成でありながら、『にがてな人へシリーズ』数学編全5冊の約2倍で済んでいるのです。(ropさん)

ropさんの言う通り、難問のいっぽ手前まで0から導きます。

ただし、
1,難問自体はほぼ1題も扱っていない。
2,問題量は普通(考え方をみにつけることを目的としている)。
ので、標準〜難レベルの演習本は必ず必要です。遅くとも定期テスト3週間前にはこの本は終えておくような使い方でなければ効果は半減するでしょう。

難問演習としても、「数学完全問題集」正進社などの応用にじっくり取り組むことは大変意義のあることだと思っています。たしかに公立の授業の中で消化するのは困難ですが、自学すればなんとかなります(多分)。

shinnさん、ropさんコメントいつもありがとうございます。
Posted by ヒカリ at 2007年11月08日 21:34
>ヒカリ先生

No.6 わかるとけるできる を終了させたとして、標準偏差値(埼玉なら北辰偏差値)でどれくらいに達するとお考えでしょうか。私はカンで67〜68くらいには達すると感じているのですが・・・
Posted by rop at 2007年11月08日 22:43
>ropさん
難しい質問ですね。
ヒカリっ子がみんな使っているので数字はなんとなく想像はできますが・・・。


計算ミスがない習慣がついているかとか、ヒントなし問題演習をどれくらいしたかで変化しますよね。

ヒカリでは他のハイレベル問題集を使用しているので、純粋にあの本だけでの数字は出せません。

No.6には難問が省いてあることは意識しておきたいところです。
Posted by ヒカリ at 2007年11月09日 00:12
★ropさん、こんにちは。
ropさんも塾の先生なのですね♪
では、rop先生ですね^^

>『わかる解ける〜』はギッチリやっておいてください
了解です!
ホント、高校版をつくって頂きたいです!
rop先生もしぃさぁ先生も子供も教材をこんなに熱く研究されてることにジーンと感動してます☆
教わってる子供さん達はお幸せですね♪

★しぃさぁ先生
「数学完全問題集」に進むとやたら時間がかかっているようで、また繰り返しやらないと定着しないようですが、分かる解ける…と数学完全問題集の2冊に絞ってやりこむと力つきそうです♪
Posted by shinn at 2007年11月09日 12:29
shinnさん

塾をやっているのだとばかり僕もおもっていました。講師であろうとなかろうと本を使った人がその本に一番詳しいので立場は関係ないですね。

絞ってやるのはよいと思います。
その2冊を完璧にすれば、ss70くらいは見込めそうですよね(数字を安易に出しても仕方がありませんが)。
Posted by ヒカリ at 2007年11月09日 12:45
 「わかる解けるできる中学数学」著者のYojiです。ぼくの本に関してこのような意見交換がなされているのを知り,とてもうれしく思います。昨夜,「わかる解ける・・・」で検索して,見つけました。ありがとうございます。ヒカリさんには,以前からいろいろお世話になっています。改めて,ありがとうございます。

 ropさんご指摘の欠点「分厚い」は,その通りですね。厚いと生徒に心理的な圧迫となります。
 子どもたちがつまずくところに,「あっ,ここに階段をつけてあげよう。ここにも必要だな」とやっていくうちに,このように分厚くなってしまいました。
 それを分冊にして子どものやる気を起こさせるというのは素晴らしいアイデアだと思いました。
 難問がない,などのご指摘もその通りだと思います。みなさんが書かれているように,この本だけではなく,別の問題集で補っていくものですね。この本には,この本の役目があると思います。

このやりとり,ブログに掲載させていただきます。
 
Posted by Yoji at 2009年08月07日 11:27
Yojiさん
深い理解にこだわられた中学数学不動のトップバッターです。本質的なことは難問にそのまま通じています。
感謝しております。
Posted by ヒカリ at 2009年08月08日 04:13
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