2018年11月04日

独学していて困ること(1)

独学しているといいことが多いのは当然のこととしていささか困る問題点もある。
たとえば数学の式変形をしていて自分がやった変形ではうまくいかなかった場合。うまくいかないものはうまくいっていないわけだが筋としてどうだったのかを評価するのが難しい。振り返るのが1人の場合には難しい。

意味もなく方針もなく哲学もなくただなんとなく変形してみたというのは問題外としても、同値性にも存在条件にも問題がないのにどうしてうまくいかなかったのかを相談する相手がいない。ノートに書いておいて寝かせておいて数ヶ月後数年後の自分に相談するより仕方がない。

なぜなら書物には正しい答えと正しい答えに至った過程こそ書かれてあっても、問題のある式変形や間違い例についてまでコメントがあることは少ないからである。

そういうことを先回りしてよくある間違い例やよくある質問をまとめた書物というのが市販されており独学者にとって大いに参考になる。そして周りにちょっとその都度聞けるようなコーチがいたら筋について相談できるわけだから進みの効率だけはよくなる。

ただしこの効率というのがまたやっかいなもので苦もなくすっきりわかるのは一時的にはよくても、悩む回数、思考する時間、寝かせる時間が減るわけで長い目で見て思考力向上に寄与できたかといえば一概に言うことはできない。何しろ聞くというのは一見高等のようでいて、半分以上は課題点を思考することの丸投げでもあるわけで受ける側が丸投げと相談の比率を鑑みて丸投げ度の塩梅を見てただちに投げ返すくらいでないと双方にとってよろしくない。

というわけで(どういうわけで)、独学していて困ることという大事なテーマについて書いてみむとす。ミントス。ほなね。

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posted by ヒカリ at 05:55| Comment(0) | 考える帽子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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