2019年02月28日

埼玉県 入試問題 公立高校 正解 解説 学校選択問題 共通問題 2019年度

入試問題(埼玉県のページ)

入試問題(東京新聞)

選抜基準(埼玉県のページ)

昨年度の問題解説(埼玉県のページ)

今年度の問題解説。

理科では新しい出題が目立った。
大問1 問7 LED電球
大問1 問8 シーベルト(Sv)。シーベルト、シーベルト。今年いちばんの入試問題だと思った。楽しみにしていた甲斐があった。ヴォクは震えながらこれを書いているよ。
埼玉理科は教科書の隅々までやるの例年通りの方針で、今年は大問3にある中3生物の単元まで手を拡げて取り組んでいたかがポイントとなった。
理科は計算の比重が久し振りに増え、理科らしくなった。高校の理科を考えても入試の段階でこれくらいは到達しておかねばなるまい。共通問題であるにしてもこれくらいの計算要素は必要だ。実験、考察要素は十分に入っていると感じる。そのバランスがあって全体として見事な入試理科だと思うのだ。そしてシーベルト、シーベルト、シーベルト。入試に出るから勉強する、それはたしかにそうなのだけれどいったいなぜそもそも勉強をするのか。

国語は傾向通りで、小説で3枚、評論で2枚の長めの長文が出題された。大問4古文は和歌を含めたものとなっており、近年の易しいだけのものからやっと脱出することとなった。大問2の問4は新しい傾向の問題でありよく研究する必要を感じる。

英語共通問題は文章量こそ多くはないが、表と資料の読解を含むものとなっており一定の難度がある。昨年までの易しいだけの基本重視の問題ではなくなった。特筆すべきは大問4の中問2の問4 4つのチャートの中からショッピングモールでのプログラムに合うものを選ぶ内容一致問題。良問である。この大問4はあえて本文全体を3つのパートに分けており、解答者が正解を探しやすいようにして易しくして難度を調整している。
工夫を凝らした出題である。
受験生としては先に設問を読むなどの工夫をし効率的に高速度で読解したいところ。
最後はお決まりの英作文に戻った。5文以上英文を書くというもの。あくまであくまで仮にヴォクが受験生だったとして、ヴォクは8文くらいに10くらいのSVを含めて書く。5文では解答欄がびっちりにはならない。はい、まんたんおっけーーーーーーいぃと言いたくて。有森さんのように言えば自分で自分をほめてあげたくて。点をとるのが入試の唯一の本来的な目的である。しかし1パーセントでもいい、自分らしさを出すチャンスがそこ英語という教科の試験の中にあるのならそれがこの英作文のところにしかない。

数学共通問題は基本重視になっている。共通問題数学、選択問題数学とも平均点がかなりかなりかなり低かったことを反映してのことだが、これは仕方のないことか。発展的な問題が大問3までに見当たらなかった。大問1問11Aはテープの長さが500cmになるための変数が2つ、式は1つの不定方程式(一般に、文字の数より式の数が少ないと代入法の原理より、解が1つに定まらない)の整数問題、不定方程式の意味を問う良問である。

大問4は、図形問題。ここだけで勝負が大きく決まるので重視し円習・演習してきた。
共通の方の数学の大問4で出る図形の構図は80%円、10%空間、10%直線図形と予想してきたのだがパーセンテージ通りで円だった。(かたや、ハイレベルの選択問題数学の方では円図形と空間図形と直線図形とを均等に扱ってきた。空間が出ないとハイレベルな問題にはなりにくいので。)
来年の共通4番は90%円、5%空間、5%直線図形と予想しておく。(と今、2/28 18:10 に書いた。)
かげの面積問題も復活し伝統を重んじながらも新しい円に焦点をあてためっさ素敵な問題になっている。たった17点という枠の中だが、ここに埼玉数学あり。しっかり図形自体に向き合って図形数学をやってきた人なら正解にたどり着けるようなバランスのよい難度になっている。まさに共通問題の本番にふさわしい問題であると感じた。

この後公開されたハイレベルの学校選択問題の方も解いてみる。

楽しみにしていた選択問題の数学も解き終えて思った。これは簡単すぎる。理数系の人はもっとやっていると思うのだがこれでも制限時間あり入試本番という極限状態では一定の点差はつくということだ。数学の鬼でも70から100まで点数が分かれるように設計され作られている。練りにねられているその入試問題としての価値はヴォクが解いた10分そこらの時間の中ではまだかくれていることと思う。受験生の点数自体は高まるので証明の書き方部分という僅差の勝負になる。(とここまでは解いたあと、2/28 19:12に書いた。書きなぐっているだけなんで10分もあれば1教科終わる。リスニング除く。リスニングは聞かないと問題が出ないから。楽しみに楽しみにしててすぐに食べ終わるラーメンみたいなもんだね。早食いだから作りがいがないよと言われるからわざとゆっくり食べるようにしている。わざと遅く解くようにしたいがそれはない。)

選択問題の英語は傾向通りで、長文は例のごとく本文だけで注を除いてジャスト1枚に収めてある。見事な編集力だなあ。難度が高くないのは例年通りだが、センター試験の英語のように情報処理能力を問うという意味ではよい問題であると言える。
英作文の配点が低いことを除けばとてもいい問題になっていると思う。英作文の採点は困難を極める。同じ採点基準で採点し続ける労力は計り知れない。よって不公平になりがちだ。そこまで考えて10点に収めているのだと思う。そこまで考えるといい問題だと言える。実にいい問題だと言える。

(つづく)

(追記1)
いつものように駆け足で一気に解いてみて思ったことは何十日かしたら少し変わるかもしれない。
でも今日思ったことというのも何かしら書いてみたくて書いてみた。

数学の直線図形は関数の中ですませてしまう、そうすると大問の4と大問の5は円と空間になるというのがこの選択問題の数学の1つの傾向になっていくかもしれない。
そう思ったの。

実際関数の問題の見かけをした大問3の(2)は動点の座標をパラメータで表すというもっともたくさんの練習をしたであろうテーマに加えて、さらに最後に相似を利用するとあっという間に計算が終わる。
相似比が1:4だったら縦の比も1:4で、横の糸も1:4で、なんとなく中島みゆきっぽく続けば斜めの比も1:4が成り立つわけだから、縦の比が1:4であるのままで解けるではないか。

関数を図形を含む問題それも直線図形との融合問題とむしろはじめから構えておけば自然にそちらの解法(結果的に近道)が選択できたのではなかろうか。
仕合わせと幸せの歌詞くらいに細かいことが気になって他にも書けばえんえんと続いてしまいそうだ。このあたりでいったん筆もとい指を押すのをやめんとす、サントス(今朝焙煎して飲んでいたのはサントスではなかったが)。

入試の結果で母校が変わって、制服が変わるわけ。それはわかってる。人は見かけでだいたい決める生き物だからさ。どこに行っても勉強は自分次第、でも校章とか制服とかみかけがちょっと違うだけなんだよね。なんだかなーって。 

みかけできめるわけはナカミがたいして変わらないからなのかナカミを知らないからなのか、いやこの学校はここが違うのよって言えたらナカミで選んだんだねってことだ。

ヴォクのどうでもいい話、学校に一度も見学なんて行かずに願書という書類を出した。
高校も大学も、 え!こんな座りにくい机なのか!と突っ込みながら入試を受けた。高校なんて机に椅子がくっついてて椅子が動かない。収納できない、引けない、おさめられない、固定型の椅子ってなんじゃこりゃーーーーーー。

大学は前の席が下にあるって1000人入る講堂で入試すんなっ!
って突っ込んでも仕方がないよ。
ツッコミに対して加点はないんだからさ。

ナカミを見たから外見なんてどうでもいいやと思ってたんだけど見た目を入試日当日に知るってのもスリリングだね。ほなね。