2012年12月26日

パン屋にてブドウ糖チャージを決めて

いつものように行列のパン屋に行くとアルバイトをしていた卒業生がわざわざカウンターまで出てきてくれた。
ありがとうございました。

この子は週10から20時間分くらいの宿題をしなかったことが卒業までの3年間ただの一度もなかった。遅刻も欠席も0だった。
おまけに気がついたことについてテキストやノートにすぐにメモをとるような子だった。




運がよかった。

ヴォクもきょうは、はっちゃま流でいこう。




「ぶどう糖、ちゅわーーーーじ☆」


(注 : ぶどう糖とは、試験のときや勉強のとき事前にちゅわーじしておくと、自分の持っている力が自ずと出てくることを可能にしてくれるありがたい食べ物。ドラッグストアや薬局などにありカイロのように役立つぶどう党な人たちのツオイ味方。)







じゃ、ばいやい☆ (こらーーーっ!)

posted by 花波 ヒカリ at 15:38| ぶどう糖・にんじん・マヌカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鉄人誕生(7)PLAY HARD OR GO HOME

英語をかなり早めにはじめた小学生は啓隆社の『英作基本文例600』を、すこし早めにはじめた子は『英作基本文例480』をセルフ課題として毎週8〜15文ずつ暗誦している。暗誦とは言っても考えながら光速で作る要領なので正確にはシェフのおまかせまかない英文だけれども。

学校と同じペースではじめた子は本格的にはじめる時期を小6終わりの春からとしている。国語の土台がしっかり築けているなら、小6の春スタートでなんら問題ない。

自分で自分をテストしながら繰り返しくりかえしクリカエシ練習して、最終的に口頭試験でスラスラ言えて筆記試験でパパッと書けたらクリア。
途中に11段、14段の難所もあり一度とまると抜け出すのにかなりのエネルギーを要する。

きょうは480選の最終33段に挑戦する小学生が2人いる。
クリアすると英作文の基本マスターレベルとなる。
(今年からは)修了すると「英作基本文の鉄人」となり、記念に鉄人握手会開催か記念のズクの贈呈式の実施がある。

どうかなー。
今年中におわるとキリがいいなー。
でも33段は難しいんだよなー。
今年中はギリギリ無理かな。

いずれにしても、32段まで昇るまでのすこしの根性とたくさんの練習に敬意を表したい。

彼らは先週、漢字60段を修了し漢字の鉄人になっている。
合計1800の漢字や熟語が彼らになにをもたらすだろう。
逆に言葉がわからないと現代文も古文も英文も読みようがない。

http://selflearning.blog.so-net.ne.jp/

勉強の仕方を聞かれたので当たり前のしかし絶対やることだけを紙に書いた。

勉強に仕方など(もちろん)ない。自分のやりたいことをやるのが一番伸びる。
まず基本的なこととしてPLAY HARD OR GO HOMEの原則。中途半端はだめ。

聞かれればヴォクはこういうやり方をすすめている。
高校、大学の同期で大学2年間で13ヶ国語を受講、トレーニングしていた友人Eくん(何度か彼のことは書いた)からの影響が大きい。

1、解答解説を読み理解する。全文書き写しながらでもよい。

2、解説を見ないで自力で解き直す。(実行する人が少ないのでこれを習慣化するだけでも入試などでは十分にたたかえるようになるだろう。相対的にも。)

3、数日後に再度解き直す。(身につけたいなら繰り返しなさい。それは入試のためだけでなくあなた自身の納得の問題です。)



その他のささいなこと

1、問題集と鉛筆以外なにもないところでやる。携帯はスリープモード(iphoneのiOS6で言うところのおやすみモード)にして受信しない設定にする。カフェや図書館など外でなく自宅の自室でやるときはインターホンの線や電話FAX、携帯電話の類も切る。(うちはインターホンは電源を消し電話FAXはつないだことがない。起床後の6:00-12:00が勉強のコアタイムなので携帯電話はおやすみモード、飛行機モードにしている。)
そして場所は勉強に専念できるところがいい。(ヴォクも勉強の場所はいくつかつくってある。屋根付きの公園。24時間営業のファミレス(早朝から11時くらいまで客が少なく長居しても迷惑にならない)。購入前の本を二冊まで持ち込める書店の隣の空間にある行きつけの喫茶店(コーヒーいっぱいで4時間どころか蔦屋書店の参考書が無料で読み放題というゴイスな環境)。ほか、なぜかたまに猫のエサを頼まれる喫茶店など。)

2、声に出す。紙に書く。読む。録音して聴く。

3、睡眠を短くしないで普段通りとる。ぶどう糖をとる。

4、自分の限界まできちんとやる。
スイングは常にフルスイングする。


適当にやるのか、人が見ていないところでも自分の納得行くまできちんとやるのか、その二つの中で揺れ動く勉強という狭い世界の中でも後者を徹底的にやる人がいる。
それは14歳になってもしない人はしないのだけれど、する人は12歳でだろうと10歳でだろうときちんとやる。
それは毎日の心がけにより自らつくりだしてきた習慣的な姿勢である。

後者の姿勢を獲得した人というのは公立の学校に進もうと私立の学校に進もうとどんな環境に身をおいても自分でなんとかしようという軸を持っている。

毎日何を心掛けたら良いのか。

メモをとりなさい。いまいったことが繰り返し言えるのか。自信がないなら忘れないうちにメモしなさい。

わかることを書き出しなさい。白紙は禁止だ。

指示は一回で聴き取りなさい。質問は二回はしない。

指示のないときは自分で決めて進みなさい。待ってはいけない。

わからない指示を受けたら質問しなさい。困ったことがあったらだまっていてはいけない。

わかりにくいときも、兄にも親にも質問せず自分で本を調べて考えなさい。

そんなことを伝えた。

次回はたしてメモをとるだろうか。



posted by 花波 ヒカリ at 15:31| 鉄人28号 light | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月25日

基本と演習のはざまで

かんたんなことでも正確にできるようにすることしかも速くできるようになるまで繰り返し書写したり音読したり計算したりすること。こういう基礎のドリルでスキルは高まる。ドリル的な学習という。教科書と傍用問題集・ワークはこの部分の学習材であり基本が身につくように計算され編集されている。(教科書やワークが身につくまでできていないケースが問題の半分以上であるので「傍用問題集をなめんじゃねえ」という記事をいくつかこのカテゴリにエントリーした。)

一方、基礎ができてきた上では初見の難解な問題を考察することがスキルを高める。演習的な学習という。入試問題はそれが凝ったものであれば他校でも自校でも過去に出題歴のない何かしら新しい視点から作成されるので、過去問演習、入試演習がこれにあたる。

この二者の学習メニューの配合比率・バランスが難しいと感じることは少なくない。基礎ばかりえんえんと繰り返すのか、演習ばかりやるのか。たとえば入試過去問は1、2年分やるのか、10年分やるのか20年分やるのか50年分やるのか。ウチでやっているような東大の過去問を30年分やるとか全国高校入試問題集の過去問を10年分やるといったことはただの目安でしかない。

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基礎も演習もどちらもたくさんやるという最後の選択肢もあるがそれでは勉強漬けの学生生活になってしまう。漬けるの文字通りの意味において。

いまのところ、ここ6、7年間は、サンドイッチにして基礎演習基礎演習基礎演習の繰り返しを宗(むね)としている。(ふつうだね)
演習をして弱点があれば基礎で補強し補強が終わればまた演習。

そして演習はできるようになったかの見極めラインを設け、極めてきたらストップ(わかりにくいので「鉄人」ラインと呼んでいる)という方針をとっている。

入試の得点力という点では目標の得点力になるまでは両方を続けるしかない。
個々人、領域別単元別に見極めてゆくので毎週毎回塩梅が難しいし答えはみつからないが月間くらいで微調整しながら基礎と演習の両方の練習メニューをやってゆく。
演習して弱点がみつかれば基本に立ち返り公式の確認、教科書に戻る、ホーム図書に帰って確認する仕方で進めている。(あたりまえだね)

さらに、第三の学習法として基礎と演習の間に位置する「解法や定石の学習」をやるというのもある。これは基礎との線引きが難しくスパイスくらいにとらえている。(でも、スパイスがささやかな喜び、原動力、きっかけになったりするもんだ。)

元来、勉強の仕方は自由であっていいしひとつの方法のみに縛り付ける必要はないかもしれないが、こうした方がいいというアドバイスをするのがヴォクの仕事なので基礎と演習の配合比を考えている。
あたりまえのことばかりであってしょせん方法では大差は生まれない。

そういうことよりも、目の前の問題をしっかりやる。目の前の教材を身につくまでは繰り返しやる。さっきの問題を自分の納得行くまでやる、ひとりでできるようになるまでやるということを大切にしたい。
やったことがある、見たことがある、学校の授業でやっていた、ホーム図書に載っていた、でとまるのでなく、それは自分でやった、この問題は自分で解決できると言えるようになりたい。


新聞や社説、コラムの読み方も同じだ。
ヴォクは新聞は20くらい購読しているが読み順は適当サンドイッチだ。はじめに社説を一通り縦に読む。次に南日本新聞のここを読んで琉球新報のあそこに行って・・・、というような読みルートは日々微修正されていく。ルートづくりも楽しかったりする。
どこの新聞をどういう順番で読んだってよいし自分の問題として自分が納得いくまで読んで考えたらそれでいい。
posted by 花波 ヒカリ at 06:40| 赤いマリオと緑のルイージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高校生

卒業した高校生からいつものように学期のお便りがあった。
成績表の結果とパン屋でのバイトの予定が書いてあった。
勉強をすこぶるがんばっているようだ。
ノートを友達に貸したり忙しそうで楽しそうだ。
タイミングがあえばパン屋に邪魔をしにゆこう。
あーでもタイミングって合わすもんだよな。
そーだよな。
てかクリスマスも元日も終日パン屋って!
それでその順位(評定平均クラス1位)、よくとれたね!(ぼーぜん)



もうひとり卒業した高校生が来てくれた。
成績結果と不調科目の学習計画の雑談をした。
ひざを故障したためハードな運動の部活ができなくなってしまい、かなしそうだった。

T君:「第一線からは退いて後輩の指導にあたります」
ヒカリ:「金本かっ!」

仕方がないので勉強をすこぶるがんばっているらしい。
そうだ。
独学図書参考書問題集の本の題名をあしたお便りしよう。

きょうの中3高校受験生。
英作文の鉄人になった。
600の英短文をマスターしているだけの実力を見せてくれた。
おめでとうございます。
1月からは「もっと自由な英作文」(プリントのなまえ)を書こう。


ある高校生がお便りをくれた。
通知表の結果と期末順位(クラス2位の画像つき)と参考書の独学状況(「フォーカスゴールド数学」を3周終えた)がメインで、文末におまけみたいに「YUIの引退に納得がいかないです」と書かれてた。絶対それが本題だな。

「海に向かってうたってるんだよ」と意味不明に返信したが、もち、かなしい。
ゆっくり待っているよ。


学期の終わりで通知表ラッシュだった。
整理できないがとりあえずうれしい。
アイボのエクセルくんに入力してもらおう。

いつものことだが定期試験の点数と通知表はかなりかけ離れているケースがある。


エクセルといえばきょうもらった無料アプリ。
『MyScript Calculator』な、なんじゃこりゃ! 手書きでささーっと式を書くと計算機が計算してくれて式も結果もデジタル表示で返してくれる。
とおちゃんビックリしすぎて涙が出てくらー。
アナログなMacをはじめてさわったとき以来の感動。
posted by 花波 ヒカリ at 00:51| 失敗は成功のマザー by ミスター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月19日

鉄人誕生(6) うまくなりたければ練習しろ。

私の記憶が正しければ(美食アカデミー主宰であり実は自身こそが鉄人である鹿賀丈史さん風に)、
鉄人28号が生まれたらここに記録することになっている。
アーレ! 鉄人。

花の匂いの記録が正しければ鉄人誕生(2)でそう書いた。

昨日火曜日に小学生が鉄人28号になった。今日水曜日にある小学生が鉄人71号を通過した。

確認テストに3回連続合格すると鉄人3号になる。確認テストに5回連続合格すると鉄人5号になる。1回でも途切れると鉄人0号に戻ることができる。1点でも足りなければ一気に急降下することができる。継続しないとどんなにもったいないのかが体験できる。

「笑点」の山田くんを見ていて思いついた日から気になって仕方がなくなり鉄人何号かどうかを数えはじめた。hikariのaiboの鉄人Gigantor (ジャイガンター)くんが正確にカウントして記録をとってくれている。練習時間はまったく見えないが鉄人の号位だけはパッとみてわかるようになった。

練習時間も見えないし睡眠時間もわからない。連続合格するのはいささかもわるくないが、ちゃんとたくさん睡眠をとっているのかどうか心配になる。睡眠カウンターもいたらいいのに。

28、56、84、112、・・・。
初項28、公差28の28n段位ごとに握手会か記念品贈呈式をしよっと。

鉄人になりたい人に対して元中日の落合博満さんが言ったことば。
「うまくなりたければ練習しろ。」






どうでもいい話も。

どうでもいい話の中では重要なことだったからだろうか、57、78、86で三回書いていたようだ。メモの話。

メモをとる人ととらない人のフラグをさっき数えてみたら塾生の中でメモをとる子がいまだ半分にもなっていなかったことが判明した。メモしなさいと言われない時にメモをとる習慣があるかということだ。

誰にも見せることはないが、何月何週に何を勉強して何の課題をマスターしたか、いつ単元の鉄人になったかだけでなく、メモ○、指示を待たない○、質問する○などのセルフラーニングの習慣特性の項目も助手のエクセルくんがメモしてくれている。

一番下には達成度が表示されている。
半分も行ってなかったか。
ヴォクはなにをやってるんだ。


posted by 花波 ヒカリ at 23:13| 鉄人28号 light | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月15日

模試は判定ではなく教科別に受験者内順位を見る。

高校三年生のある子が三回目の東大模試の結果を持ってきてくれた。結果の分析。
彼は三回の平均をとってたっぷり考えていた。
たとえば数学の受験者内での順位はどうなのか。
それは予想される東大の受験倍率と比較して、どういう位置なのか。
得点合計点シミュレーションの目標点差異はどうか。



よかった教科はなぜよかったのだろう。

わるかった教科の練習はこれまでどうだったのだろう。日記を振り返る。学習記録を見て考える。

すごくよかった教科はどうしてすごくよかったのだろう。その問題集をやった意味はなにか。マスターしてどんな力がついたのか。

点数には理由があって、その理由はとてもシンプルなものだ。

本番までの戦略会議ができた。
人生は山あり谷ありでだからこそおもしろい。
教科別にいろいろな模試結果が見られてぼくはしあわせだ。

東大は合格発表だけでなくセンター同様得点開示があり自分の2次の得点採点がどうだったか、合格最高点(東大の2013年トップ合格者)との得点差まですっきりわかる。
戦略的に、440点の内訳を教科別分野別に得点シミュレーションし得点力をあげて行くプランニングが最も重要である。もちろん30年分やった東大入試過去問のひとつひとつも大事だけれど。

これから二次試験の本番まで部活動がない。
たくさんやりたいだけ勉強しまくれるのがなにより恵まれている。
ぼくも負けずに勉強したい。

東大模試の結果はあと一回東大入試本番にもっとも近い「駿台東大実戦」の返却があり、その後大学入試センター試験にもっとも似ている駿台センタープレが返却される。この二回のスコアやボーダーライン予測は直前実施かつ出題形式がそっくりなので信頼度がかなり高い。

その後1月中旬2日間かけてセンター本試験、2月末の2日間かけて平成25年度東大入試の2次試験本番となる。その2次試験の問題は2013年の東大入試問題として2043年くらいまで、多くの受験生によって解かれ研究され続けるだろう。

その入試問題2013が来年からは入試過去問になる。問題はもうつくられた後だ。


今年の受験生。
去年に続いて一校受験の子が多い。
気合十分。


posted by 花波 ヒカリ at 00:42| 東大、一橋大 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月10日

学年1位

今回は学年1位取得者が2人増えた。塾生の半数以上が学年一位経験者になった。まだ教科返却中のクラスが多いけれどO中やO中やM中では個票まで返却されていた。
1学年が300人以上いるマンモス中での1位には価値があると思う。マンモス中からは浦和、一女、早本に何名も行く。その中での一位というと進学後のトップクラスをも意味する。将来難関大に進むためには公立中内200分の1にいないといけないということはもう花の匂いに60回くらいは書いた通り。(埼玉県の場合)

ヴォクの通った中学校は前にも書いたけど14クラスあり学年に600人くらいいた。同期に東大は5人いた。そこの学校でもそうなっていたが、マンモスO中でも人数が多いので、80点だいではそれに届かず90点だいか満点での争いになっているようだ。

満点にどれだけ近づけるか、定期試験というのは昔からそういうもんだ。
MGH、おめでとう。

この勢いで本命の模試でもMGHが上がっているとよいなあ。
MGHというのは勉強の位置エネルギーなのでやればやっただけ上がる。
勉強して頭が悪くなるなんて法則はない。
posted by 花波 ヒカリ at 05:15| 中間期末試験結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月04日

参考書の勉強ページの数値化と浦高入試における内申点の合計について

勉強の相棒たる「参考書」の勉強測定の話。

勉強全体を何周もしてすばやく正確に解決できるようになるにはスピードをつけることが欠かせない。
このスピードだが、時間をかけない方が値は大きくなる(反比例)。
すなわち、時間をかけずに勉強することが鍵になる。
森勉では、いかにたくさん長く勉強するかではない。
森勉では、どうやって速くきょうのノルマを終わらせるかという視点が欠かせない。

「電車が駅に着くまで25分。この時間で暗記例文は15個覚えられるはずだ。」といったスピード意識を身につけることが森勉には必要となる。



ノルマの分量について。
勉強ノルマの進みは時間では測定できない。
「A4・1枚分」を解決したら(1)と数えている。呼び名は自由でいい。森1、N1、ゴンちゃん1。
今日の古文は森(1)、今日の方程式と関数はA(6)、今日の物理はホンダ(3)といった具合に。

月間の計画、週間の予定、日々の目標も参考書問題集をページ化、枚数化することで測定しやすくなる。
計画表には期限や所要時間という欄がつきものだが、作業に時間をかけすぎないために時間の欄があるのだ。
森勉はゆっくり楽しむお食事ではないのでゆっくりした方がいいということにはならない。
制限時間を意識することでスピードが上がるようになる。

しかも、目標時間、制限時間の半分から制限時間マイナス5くらいのうちに終わるように練習を行うというのがスピードをつけるための練習法となる。

さて、スピードをつけるのにいい練習方法は存在するのか。
それは存在する。
一度理解できた参考書問題集の解決すべき「問題」だったものを自力で白紙の上に解いてみることだ。
一回目よりも速く問題なく解けるだろうか。

でも、そもそも難問題ともなると2周回目でも満点がとれない恐れがある。
2年生で入学以来学年一位の子(一度も2位になっていない)2人に2ヶ月くらい前に扱った関数の標準的な問題(難度B)を出した。残念ながら満点ではなかった。

これではいけない。
同じ問題で満点もとらずにどうやって新しい問題で90%(500点中の450入試点)をこえるというのだろう。
スピードをつける以前の話。
一問を身につけないうちは進まない例の話をしよう。

一度解いた問題は思考回路ごと身につけなさい。

一度でいいのでまずは自力で解けるようになんとかする。もがく。
そこがスタート点。

次にホーム図書に定石の記録やメモなどをとっておきそのページをひらくたびにメモも合わせて目を通す。確認するたび思考回路のつなぎを太くすることができる。英単語の意味なら英文の下にメモってあってよい。はじめはメモを見て確認していたつもりが5回10回と反復復習するうちにいつのまにか脳内に書かれているような感覚になるだろう。英文を見ると同時に、たとえ英文の下の余白への書き込みを見なくてさえメモ内容がいつしか頭にうかぶようなる。


記憶を強固にするためには反復してパラパラと確認できる装置をホーム図書にしかけておくという手法が有効になる。

ホーム図書は自分で決めてよい。戻って立ち返ることのできる書物はアンチョコでもよし、まとめノートでもよし、もちろん教科書でもよし。でも一番いいのは愛している参考書がいい。何度でも参照したい本をホーム図書にしなさい。

地理なら地図帳もその役割を果たすことができるだろう。

難度の高い入試問題で90パーセント以上のハイスコアをとることができる人がやっていることの共通点のひとつに、一度やった問題ではエラーしないということが挙げられる。自宅の庭のように知り尽くし扱いが巧みで無意識的だ。
ホームだ。

反対に一度やった問題を身につけないまま寝かせておいて次へ進むばかりでは大きな収穫は期待できない。

自力解決の方針(自分で解けるをもって一日の練習の終わりとすること)、身につけるための反復の仕掛け(無意識にできるようになるまで繰り返しチェックできる仕組みを作っておくこと)などは、一度やった問題を身につけ自分の力とするための基本となる。
以上が例の話。ホーム図書の話と題している。
耳にたこができても言い続けていること。


追加。
中学生の2学期末試験のことも。

ここ三年くらい札幌のSさんの影響で学校の定期試験の問題もよく見るように変化した。いろいろな問題があって勉強になる。問題のコピーはしないが力作の問題には目を通すようにしている。

浦和のO中1年の国語。川柳の解釈を書かせる問題。川柳の解釈は自由であって、文脈がなければ採点基準が定まらない。そういう問題を何の文脈もなしに出題するのは珍しい。

桶川のO東中2年の理科。お茶の水女子の電流の問題や筑波大附属駒場の問題。こくりつ高校の理科はおもしろい。こういうものを定期試験で予告なく出すのは理解度確認、実力測定としてわるくない。問題数も少なくなく、ワークの切り貼りがないのは個性的。生徒にとって初見の問題が多いだろうが、深くまで理解していて実力がついていたら95%以上はとれるような難度設定になっていた。

上尾のO石中1年の数学。比例までしか範囲がないのに原点を通る直線に正方形を絡めて「図形とグラフ」の難しい問題(B難度)を出題。入試問題を改題して思考力が見られるように工夫してある。国語では相変わらず聞き取りテスト。国語で聴き取りテストをしている学校はここを含めて2校しかない。

桶川のO中1年の英語。他学年に同じくこの学校は英語教科書の本文を試験に出さない。これだけ教科書本文を離れる学校はなかなかない。入試に強い教務の推進力を感じる。ことし、教科書が文法重視になるずっと前からこの学校は英語の読み書きを重視している。初見の長文問題を出題し続けるポリシーがあり公立中の英語の中では異色。

さいたま市のO中3年の数学。入試問題レベルで出題予定。90点平均で450をこえるのが将来の東大、京都、医学部レベル。80点平均で400をこえるのが浦和高校レベルと範囲票の余白に書いてあったが、問題が全部入試問題の改題であった。平均点は30点だいだったようだ。定期試験を高校入試に合わせその校内模擬試験として活用しているのが珍しい。

他にも全国の高校入試問題やこくりつ高校の入試問題を出題している学校が今回は目立っていた。
3年前と一字一句同じような問題(コピー)を出すかなりおかしな学校もあれば、全国の入試問題の改題やオリジナルの問題の力作を定期試験にぶつける渾身の問題もあれば、新しい教科書の中の細かい図表やグラフを取り上げてたくさん出題している教科書最重視主義の問題もある。

授業でやったことの定着を見るという点から考えると、出題の意図がわからないような問題もあるが実力をつけるための勉強という点では大きなインパクトのある問題が多かった。

▷埼玉県の公立高校入試問題と解答例10年分
http://selflearning.seesaa.net/article/300999363.html


試験が返却され学年順位のメール連絡が多かった。
このタイミングで入試の配点を確認する子は少なくない。

浦和高校の第二次選抜では満点715点中の215点が内申点である。内申点215点の、全体715点に対する割合は30.1%くらい。

中2の通知票の3と5とは通知票でいえばもちろん2の差であるわけだが、この通知票の学年合計45点は中1の45点と合わせて2学年分で90点になり、この90点に中3の(45点を2倍した)90点がさらに加わって通知票ポイントは180点満点となる。
この180点に特別活動ポイントが加算され320点にいったんなるのだが、浦高の第二次選抜ではこの320点を215点に圧縮する。すなわち内申点は必ず67.2%(0.672倍)になる。
きりの悪い数字だらけで目に見えにくいがじっと見ると通知票はあまり関係ないと考えられる。「あまり」ということばもまたいささかもはっきりしないが、320点を215点に圧縮することのわかりにくさに比べ、ちょうどよかろう。

さきほどの通知票の評定2ポイント差の重みだが同じく0.672倍すると1.344の重さになる。
同じく中2で36の人と中2で45の人を比べると9ポイント差だったものが0.672倍し入試換算すると6.048入試点になる。
中1から中3まで36、36、36の人と、同じく45、45、45の人とでは9+9+18=36点内申点がたしかに違うが入試点差に 換算すると約24.2の差になる。
内申点を見るときにはこの数字を抑えておく。
「オール5に比べオール4は24点だけ不利」といった把握をしてみる。


さて、内申点215点に対して3月学力検査いわゆる入試の点は500点ある。
学力検査点のみでの浦和高校のボーダーラインが仮に400点なら内申点で24.2だけ低かった人はその分を上乗せして424.2点をボーダーラインと考えたらよい。
中2生に「高校入試に接弦定理は出題されるのか」と合わせて内申の数字のことを聞かれたのでここにも書いておく。
接弦定理はよく出た。

こっちのブログはヤフーや知恵袋と同じで書いておらず、久し振りの投稿になった。
花の匂い管理画面を見たらランキングが大分下がっているようだ。

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書きたいことはいっぱいあるのでちょっとずつ書こう。


posted by 花波 ヒカリ at 06:00| 高校入試を通過点にするための3つの方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

試験を解くスピードが上がるようになる方法(1)

スピードシリーズがまたがって書いてしまった。
それで再度書こう。
カテゴリは「新幹線ひかり号」でいい。

スピードを上げる方法については時期的に入試演習をしている人が多いと思うので手っ取り早い方法から。

試験時間が50分なら40分を制限時間にして時間配分までシミュレーションする。
過去問演習時にこれを続ける。

どうやって?と工夫することがすべてのはじまり。
そんなの無理無理とおもったらスリーアウト。


文字の書き方が変わる。一筆でしとめる書き方をつくる。

消しゴムにさわる回数が減る。

解答用紙に行くタイミングが変わる(実物大の解答用紙は必須アイテム)。

文字が速く正確に書けるようになる。

普段から速記のため黒板を写すのでなく授業(教師の言葉など)を書写するようにして高速処理のトレーニングをする。

方法や手段は問わない。
試験時間が50分なら40分を制限時間にして時間配分までシミュレーションする。
試験時間が60分なら45分を制限時間に設定する。
試験時間が80分なら(マイクを向けながら)・・・

ほなね。

新幹線ひかり号の顔とヤッターマンのあのロボットは顔つきが同じだ。




近況も。

定期試験が実施されたりかえってきたりしている。
試験前に書いた「欲しい結果」がとれたかを確認している。
そして原因を分析している。
ついでに100点のところでは握手。
次の試験で「欲しい結果」を書いている。

目標というあいまいな言葉ではダメだ。
「結果」にダイレクトに直撃して書いてもらう。
ある子が「欲しい結果」に「500点」と書いていた。
結果学年一位にはなったが自己評価は「×」と書いてきた。
あと10点とれなかった原因を全部書いていた。なるほどホーム図書の教科書に答えはあったものばかりだ。
反復できなかった自分を悔しがっていた。
コンパクトにコンパクトに「教科書をやる」と作戦に書かれていた。
その作戦は間違いなく正しいだろう。

いろいろやって最後は教科書に戻るという意味だろう。
彼女の教科書には文字が青ボールペンで書き込まれている。
びっちりという感じではない。
これだけはどうしてもといった語句だけだ。
多分。

posted by 花波 ヒカリ at 05:19| ひかり新幹線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

電子辞書, iPod,6インチのiphone?

高校生が全国模試の結果を持ってきてくれた。
見ると努力した科目が結果になっていた。
それをじーと見ながら箱のような機械をチラ見。
気になる。

きょうの高校生は新しい電子辞書をもっていた。
はじめて見る新機能も満載で、電子書籍も充実していた。
なかでも社会理科の用語集や一問一答2000(Z会の例の用語&問題2000)、公式集など勉強に役立つものが一式入っていた。
おそれおおくて触ってもいないが遠めからチラと見てもそれは光り輝いていた。
もちろん日常頻繁に使う古語辞典や漢和辞典も入っている。
漢字だって手書きで書けば項目が出てくる。漢字を調べるのに画数なんてものは必要ない。

ヴォクが高校生だった頃は、英語の辞書をひくのにどんなに急いでも一日30分から60分はかかっていた。英語の予習全体のための時間ではない。ただ辞書を引いている時間の合計がそれだけあった。ああ。
高校の教員には英語の辞書が5倍の厚さになるまで辞書を引けと言われたものだ。実際辞書を引きまくり、3倍くらいまではふくらんだ。

でも、あの日あの時あの場所で君でもなく東京でもなく鹿児島の母がかわいいヴォクに買ってくれた事務机(どうみてもオフィス用のでかいスチール机は四畳半のヴォクの和室に似合わなかった)の上にもそれがあったならどれだけの時間を違うところに回せただろう。電子辞書。
まあ、辞書をすばやく引く○がみについているのでよしとしよう。あはは。(涙)

あっちにも何度か書いたが電子辞書は時間の節約になる。
高校生には、これhttp://selflearning.blog.so-net.ne.jp/_pages/user/iphone/article?name=2012-10-25-3 とこれhttp://selflearning.blog.so-net.ne.jp/_pages/user/iphone/article?name=2012-10-25-2 はどんどんすすめている。
金がいささかかかるものなので買うかどうかは本人の問題だけれど。
大学生になってからバイトして買うくらいなら中高生のうちに持っておく方がいいとヴォクは考えている。

辞書を引く時間のうちであまった時間の一部をスピードをつけるための反復練習に回すことができるようになる。計算トレーニングの時間に回せる。
余った時間の一部を複雑な問題を考える論理トレーニングにあてることができる。
余った時間の一部を暗記の時間に充てられる。
それでもたくさんあまったなら読書をする時間ももっと増やすことができるだろう。
電子書籍や文学作品も少なからずそこには入っている。

たまに、あくまでたまにだが辞書を引くのを面倒くさがる人がいる。
理由は紙の本を開いて探すのに時間がかかるといったものが大半。
もし指で本の中の知らない単語をなぞっただけで語義が浮かんだらいいのにと昔ヴォクもよく思ったものだ。
調べた単語が自動でメモされたらいいな、あとからチェックできるよな、とかつてよく思ったものだ。
そのふたつともが今では現実になっている。
ザウルスもなくクリエもなくてもそれができるようになってきた。iMacでもできなかったようなことが電子辞書や賢いフォウン(スマートフォンともいう)でいともかんたんにできる。
勉強にとってこの上ない環境だ。
感謝してたくさん調べながら心ゆくまで勉強しよう。

iPod系7.9インチの「iPad mini」、Androidタブレット、7インチの「Nexus 7」などiOSとAndroid(電話回線はなくてよいがWi-Fi機能はほしい)、Amazon の「Kindle Fire HD」、kobo mini(コボ ミニ)、iPod touch第5世代、そしてこの電子辞書、•••
いったいどうして、勉強や読書にとってこんなに便利なものが存在するのだろう。
不思議でならない。




音楽が大好きなのでヴォクはiPodが一番すき。
ミスチル、YUI...
歌ってなんなんだろう。

http://www.youtube.com/watch?v=43Z_2SVZ3Zc&feature=youtube_gdata_player

最後に、電子辞書に戻ってこれはサイズがいい。
スマホやタブレットのサイズ。
個人的には7インチの「Nexus 7」とiphone5の真ん中で、5.5インチから6インチくらいがうれしい。
カラーだけでなく画面サイズも選択肢が多くなっているのはうれしいことだ。

kindleや楽天のおかげで本が安く読めるようになったのはうれしい。

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(画像はkindle版 『決定版・日本史』の目次の一部より)




posted by 花波 ヒカリ at 00:01| 不思議の国のはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする