2010年07月29日

文武両道

(ヴォクの母校鶴丸の校訓のひとつに、文武両道があった。九州大会に旅立つ前の日だったろうか、校長先生は主将だったヴォクを昼休みに校長室に呼んでくださった。アツイ握手の後、ポケットから封筒を取り出しヴォクに手渡してくれた。そこには少しのお土産代と直筆のお手紙が入っていた。うれしかった。)


勉強の成果は時間の多寡に比例しない。

もちろん時間をかけたなら隅から隅まで丁寧に取り組むことができる。細かいところにまで手が届く。時間をたくさんたくさんかけて努力した人間の成績が上がらないわけがない。
勉強法についてあれこれ迷う時間があるなら、ただひたすら勉強した方がずっと早い。


県大会を勝ち進んでいる子たちが両立させている。80対20の法則ではないが、時間勝負に持ち込んだところで勝ち目はない。ならば選択と集中で最も重要な20パーセントの勉強課題に勉強時間の100パーセントをぶつけよう。


昨年の中3生。全国大会まで進んだ子は夏休み開けの模擬試験でガツンと伸びて結果を勝ち取った。夏休みに全国大会に出場したのに、勉強でも結果を出した。そのままの勢い、いや最後まで上り調子で第一志望校の合格を勝ち取っていた。

何が勝因だったと思う?
とある事情から受験体験記は結局誰にも書いてもらわなかったが、この子は話していた。
「まとめをしました」と。

なるほど文字通り、まとめの章のところまで大切に解いて、解きながら流れをつかんだのだろう。この子は嫌いだと言い切っていた科目においてさえ、たくさん点数をとるようになった。

まとめに限られた時間を全部を費やし、自分の知識をまとめ、自分の受験勉強をまとめ、気持ちをまとめた。一問を大切に解いていた。時間はどうせはじめから限られている。ならばこの一問を今ここでマスターする。そんな気持ちがノートのあらゆるページに垣間見えた。


私は陸上を全力でやった。そして全力で勉強も両立させた、と気持ちに整理をつけたんじゃないか。
しかも陸上で鍛えた集中力という名の、目には見えないがツオイ武器までがあったんじゃないか。

両立は口で言うほど容易いものではない。フィッツジェラルドは書いている。3度目だが紹介しよう。



「一流と二流を分ける試金石は、二つの相反する物事をできるかどうかの中にある。しかも同時に。」



両立させたい人へ。どうかあなたが両立のチャレンジに果敢に挑み続けますように…。

時間はかかるかもしれません。いつ芽が出るやも読めません。

いつかきっと芽が出るその日まで。

posted by ヒカリ at 01:23 | TrackBack(0) | 文武両道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月28日

超☆科目をつくろ〜(4)

練習ではよく点をとるのにテストになると自信をなくし、うまく結果を出せないときがあるものだ。

緊張からだろうか。国語の本文を読んでも内容がうまく頭に入ってこない。なんだか同じところを何度も読んでいる。あれ。おかしいな。

やれることはやった。あとは天に身を任せてみよう、という吹っ切れた感情はそうかんたんに手に入れられるものではない。なかなか自然体になれない。

周囲の期待をヒシヒシと感じている。親の希望を背負えばせおうだけ、プレッシャーから余計に力を出しにくくなるかもしれない。

70、70、70、70…もう数字を唱えるのなんてやめてしまいたい。
きついよ…。



うん、きついね。
70、70、70、70…もう聞き飽きたよ。なんだかうまくいかないような気がしてきたよ。






か〜〜〜〜〜〜つっ(張本親分のロング喝で)!!


そうだ。
超☆科目をつくってみるのはどうだろう。

好きな科目をトコトン好きなだけ勉強するの。

それがあれば苦手をカバーできるかもしれない。

それがあればプレッシャーだってはね飛ばせるかもしれない。


たしかに失点したくない。だからといって防御防御防御防御ばかりでは息切れしそうだ。もうGボタンばかりおしっぱなし。たまにはPKPP↓→P〜〜〜って、かめはめ波くらい決めたいんだ。


超☆科目でガッツリ攻める。攻撃は最大の防御なり。超せめる、超打つ、超走る。

攻めながら超考える。
打ちながら超走る(イチロー選手みたいに)。
走りながら超考える。

(lionさんの)勉強すればするほど足りないものが見えてくる

勉強すればするほど足りないものが見えてくる


勉強すればするほど、不思議なもので自分の足りないものが分かってくるものだ。


だから、たいていの場合、「もっとやらなければならない」という気持ちにさせられる。


中途半端に勉強しているとこの気持ちは起きない。


そもそも勉強不足だと、「どこが分からないかも分からない」という状況だろう。


そういう人はあちこちに不安を抱えているが、きちんと分析もしていないことが多い。


だから、「あそこがわからない」、「ここがわからない」、「それもわからない」とアレコレ口走るが、実際は何も行っていない。


だから、結果的に「不安材料」は未解決のまま放置され、どんどん増えていくばかりになってしまう。


結果的に、精神的な安定を求め、悩みを忘れてしまいたいがために、「不安材料」を忘れようとする。


これで、「どこが分からないのか分からない状態」が出来上がってしまう。


しかし、勉強し始めると、何とかして「不安材料」を解決したいというプラスのエネルギーが働きだす。




名もなき詩の一節より前半部だけ引用...
posted by ヒカリ at 02:55 | TrackBack(0) | この名もなき詩を いつまでも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月27日

模試結果(北辰テスト、7月)返却

そろそろ中学生(中2、中3)の模試が戻るはず。

前回6月に県内40番台、50番台だった子たちは今回県内トップがとれるだろうか。

前回6月に目標を下回ってしまった子は今回は到達できるだろうか。

部活で勉強時間が限られている中2生はそんな中でも偏差値70に届くだろうか。



中3の今年の目標はあとふたつだ。

練習した分だけしか点数にならない。

練習した分は必ず点数になる。

練習にベストを尽くしてきた。

練習ではいい結果も出せていた。

しかし本番の緊張は計り知れない。

今回達成したい。


北辰テスト結果(2010年6月)
posted by ヒカリ at 23:58 | TrackBack(0) | 北辰テスト結果、全員偏差値68 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

超☆科目をつくろ〜(3)

チョー得意があれば自信になる。
チョー得意がもしあればツオクなれる。


寺尾のツッパリ、

アラレちゃんの、「ほよよ」、

キン肉マンの屁のつっぱり、

アラレちゃんの「んちゃ」、

本田選手の無回転キック、

アラレちゃんの「キーン」、

亀仙人のかめはめ波、

アラレちゃんの「バイちゃ」、

キン肉マンの師匠カメハメのキン肉バスター、

アラレちゃんのアラレパンチ、

藤川投手のまっすぐ、

アラレちゃんのつんつくつん、

松井選手のドリブル、

アラレちゃんの「それってつおいの?」、

桑田投手のレインボール、

を見るまでもなく。



というわけで、チョーツクスリーの話、略さないで、超☆科目をつくろ〜3


全教科やるのは受験生なら当たり前だが、アツイ感覚、マニアックな感覚、極める感覚の楽しさを知る、そういう希望から、「超☆科目をつくろ〜」を今日も確認した。


ある高1生は学科の希望が2つあり、英語を超☆科目にしたいようだ。


ある中3生は将来の進路を見据え英語と社会を超☆科目にすると話していた。Duo3.0をたくさんすすめてきていた。


ある小4生は全部がむばっているが、小さい頃からネイティブの先生とやっていた英語をこの夏休みの超☆科目に指定した。


ある高1生は数学を超☆科目にするべく問題集を1年分予習している。


ある小6生はこの夏、英検準2級に通過して以来、課題の取り組みに甘い点が見られたのでもう塾で英語をやらないことにした。数学の課題を普段の週12ページから週36ページに増やした。
「中途半端にやるくらいならやめよう。またやりたくなったら教えて。」


ある中2生はここ3か月、英語長文に自信が持てないでいたので、1冊の長文集と4枚のCDを手渡した。サッカーの行き帰りの電車の中、iPodでいつも聞きたいと話していた。



ところで、超☆科目はなににする?と聞くとみんな楽しそうな顔をしていた。


「サッカー?野球?バスケ?テニス?ラグビー?バレー?英語?数学?国語?5教科の中から何でも好きに選んでいいよ。」


「何でもいいんですよね?(ニヤリ)。」



超☆科目をつくろ〜(2)

超☆科目をつくろ〜。
posted by ヒカリ at 23:42 | TrackBack(0) | 失敗は成功のマザー by ミスター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月26日

7分×7セットの数学トレーニング

昨年から今年にかけて塾生の数学の成績がとくに向上してきた。
以前は国語や英語の方がよかったことが多かったがここ2年、模試結果などで平均点を確認すると
国・英・数ほとんどどれも差がなくなっている。


何か変化があったのか考えてみたが、時間を計って解くのがあげられる。


ただ解けるようになるだけでは得点力にならない。
計算速度が遅いと途中の計算ミスがあれば回復しないままに時間切れとなりやすい。
計算速度が遅いと、解法を思いつくまでの試行錯誤の時間も相対的に短くなってしまう。
すなわち、数学の試験では速さと正確さが同時に必要とされる。


腕時計、ストップウォッチ、キッチンタイマーなどを使用。
7分×7セットなど時間を決めて取り組む。
独学の場合には解答目安時間の書かれた問題集を使用する。
人間の集中力の持続する長さとも関連がある。
時間を計って解くことで一定の緊張感・集中力が独学時でも得られるだろう。
一日のはじめにどこからどこまでを何時までに学習するのか計画を立てていると思うが、
それが進みやすくもなるだろう。

7分で解けない問題は、解答をすぐに見てしまえばよい。
解けないものは仕方がない。
それがたしかに解決できないとわかることは大きな進歩だ。
前進だ。
しかし、わかったあとに、また解答を隠して、今度こそ自分で、しかも7分間でタイムアタックしてみる。


そんな数学のひとつの学習法。



追記1
(7分はある問題集の場合です。小学生の初期段階では「速く解きなさい」は、やってはいけない時期もあります。あくまで理解したあとのスピードアップトレーニング用としてです。過去問や傍用問題集を解く際のスパイスくらいに考えています。)


追記2
スピードセルフラーニングのチェック例
時間内ではじめから○⇒赤い○
時間内で×、解答を読んだらわかったかも⇒青い点○(点線で○を書く)
2回目で時間内で○⇒青○
青○を日を変えて解いて時間内ではじめから○⇒赤○追記(赤○青○と2つ○が並ぶ)

全部赤い○になったとき、特性「スピード○」が身につくだろう。


追記3
今日のヒカリっ子からの質問メール(日日の演習より)

 >6.23の2コ目の□(→解説 4行目)
 >6.25の(1)(→解説 5行目)
 >6.26(→解説 5行目)
 >6.27の(2)(→解説 2行目)

7月の終わりだというのに、まだ6月の問題を解いている。
でも、この子は本気を出している。
posted by ヒカリ at 02:57 | TrackBack(0) | 小学生の学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする